Apple、「iOS 12」の一部新機能を来年に延期?!性能と品質向上に集中か
AppleはiOSの開発計画を見直し、パフォーマンスと品質向上に集中するために次期バージョン(iOS 12)で実装予定だった一部新機能を来年に延期することにしたとAxiosが報じている。
これは、今月初頭にAppleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長Craig Federighi氏から従業員に対して通達されたとのこと。
2019年に先送りにされた機能の一部はホーム画面の見直し、CarPlay関連機能、「メール」などの主要アプリの改良、写真の撮影・編集・共有機能が含まれていると伝えている。逆に2018年に間に合う機能としてはAR、健康管理、ペアレンタルコントロールが含まれている模様。
また、動作反応の改良と、カスタマーサポートを必要とする問題が起こりづらくなることを優先的に着手していると伝えられている。
体感しづらいパフォーマンスやセキュリティは重要ではあるが、一般的なユーザーはそれらに対する興味関心は低く、目に見えない新機能に特化しすぎてしまうと「Appleの進化は止まった」というレッテルを貼られてしまう恐れがある。
今回報じられた情報の信憑性は定かではないが、「iOS 11」ではiPhoneが突然再起動・クラッシュする不具合や「iPhone X」の「Face ID」が利用できない不具合などと致命的なバグもあったため、ソフトウェアのクオリティを上げることに比重を置く決断をした可能性は十分ある。
「iOS 12」はmacOS、watchOS、tvOSとともに「WWDC 2018」で披露されると予想される。
(via MacRumors)
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