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iOS 26.2、正式リリース。Safari初回起動で”ブラウザ選択画面”を表示。Siri置き換えは18日以降か

スマホ新法対応でデフォルトブラウザを選べるように。AlexaやGeminiへのSiri置き換えと代替アプリストアは法施行後に有効化の見込み

Ios26 2 updates

Appleは12月12日、iOS 26.2をリリースした。9月に公開されたiOS 26の2番目のメジャーアップデートで、デフォルトブラウザ選択画面の追加スマホ新法対応の準備など、日本のユーザーにとって重要な変更が含まれている。対応機種はiPhone 11シリーズ以降と第2世代iPhone SE

アップデートは「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から実施できる。iOS 26.1から約1カ月ぶりの提供で、ファイルサイズは10.97GB。

Safari以外のブラウザを選択できる画面を追加

Default Browser iOS26 2 03 01

iOS 26.2では、Safari初回起動時にデフォルトブラウザを選択する画面が新たに追加された。ユーザーはSafariのほか、Chrome、Edge、Firefoxなど、インストール済みの他のブラウザから選択できる。

これはスマホ新法への対応の一環で、プラットフォーム事業者による自社サービスの優遇を抑制する措置となる。日本のiPhoneユーザーは、これまで以上に自由にブラウザを選択できるようになった。

代替アプリストアと音声アシスタント選択は12月18日以降?

iOS 26.2では、代替アプリマーケットプレイスのサポートサイドボタンへの他社音声アシスタント設定など、スマホ新法対応の機能が実装されている。しかし、本稿執筆時点ではユーザー側で有効化できる設定は確認できていない。

これらの機能は、スマホ新法の施行日である12月18日以降に利用可能になる可能性が高い。代替アプリストアではAltStore PALやEpic Gamesストアなどからアプリをインストールでき、音声アシスタントではAmazon AlexaやGoogle Geminiなどをサイドボタンに設定できるようになる見込みだ。

リマインダーにアラーム機能が追加

iOS 26.2では、リマインダーの期限が来た際にアラームを鳴らす機能が新たに追加された。緊急のタスクを常に把握でき、リマインダーをまだオフにできない場合のために、スヌーズやライブアクティビティにも対応している。

重要なタスクを見逃すリスクが減り、通知だけでなく音で知らせてくれるようになった。仕事やプライベートでのタスク管理がより確実になる。

Apple MusicとPodcastsの機能向上

Apple Musicでは、“お気に入りの曲”プレイリストがホームタブの”ピックアップ”に表示されるようになった。また、ダウンロード済みの曲の歌詞は、インターネットに接続していなくてもオフラインで表示できる。

Podcastsアプリでは、エピソード内で言及されている他のポッドキャストを、プレーヤーや文字起こしからリンクを使用して直接表示し、フォローできるようになった。関連コンテンツの発見が容易になる。

ゲームとロック画面のカスタマイズが進化

ゲームライブラリでは、カテゴリやサイズなどでゲームを検索できるフィルタ機能が追加された。ゲーム内のチャレンジスコアバナーには、誰かが新たにトップに立ったときにリアルタイムの最新情報が表示される。

ロック画面では、時刻のカスタマイズにオプションが追加され、時刻の表示を調整して、Liquid Glassの素材の不透明度を上げたり下げたりできるようになった。壁紙に合わせた細かい調整が可能になる。

その他の主な新機能と変更点

iOS 26.2のその他の主な新機能と変更点は以下の通り:

  • AirDropコードにより、不明な連絡先との間でAirDropを使用する場合の確認手順が追加。受信者のデバイスにコードが表示され、転送を完了するには送信者がそのコードを入力する必要がある
  • ホームアプリで複数のアクセサリをまとめてペアリングできる機能を追加。同じ設定コードを使用して、セット販売されている複数のアクセサリを簡単に登録できる
  • “アクセシビリティ”設定の”フラッシュ通知”で、通知を受け取ったときにデバイスの画面を点滅させるかどうかも選択可能に
  • フリーボードの表にテキスト、画像、書類、および描画を含めることができ、内容に合わせてセルのサイズが調整される
  • BackboneやRazerなどのコントローラとの接続の対応が改善
  • Apple Musicライブラリ内の先行リリースのアルバムがリリース時刻の直後に再生できない問題を修正
  • “プライバシーとセキュリティ”設定で、企業の組織によって管理されていると誤って表示されることがある問題を修正

アップデート対象のiPhoneユーザーは、できるだけ早めにインストールすることをお勧めする。スマホ新法施行後には、さらに多くの選択肢が利用可能になる見込みだ。

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執筆者g.O.R.i
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