【要注意】「iOS 7.x」で5秒もあればパスコードロックを迂回できる脆弱性が発見される
またしても「iOS 7」のパスコードロックを迂回できる脆弱性が発見されてしまった。今回は特に複雑な動作も条件もなく、あまりにも簡単なので知らずに他人のiPhoneのパスコードロックを迂回できてしまうかもしれない。
「iOS 7.x」で発見された5秒もあればパスコードロックを迂回できる脆弱性とその対処方法について紹介する!
誰でも再現できるほど簡単な手順と条件で迂回可能
脆弱性の対象となっているのは「iOS 7.x」。当然、最新版も含まれる。対象デバイスは「iOS 7.x」が動作するものすべて。
条件としては、まだ確認していない着信通知が通知センターに残っていることのみ。この条件のみでパスコードロックを5秒で迂回できてしまう。
まずはロック画面を表示し、コントロールセンターを画面下から呼び出して機内モードに設定。
続いて画面上部から通知センターを引っ張り、未確認の着信通知をタップ。
すると、パスコードロックが掛かっていたことを忘れてしまうほど簡単にロック画面を突破できてしまう。あまりにも簡単すぎる!
以下の動画で解説しているので、どうぞご覧あれ!
このパスコードロックを迂回できる脆弱性を完全に修復する方法はなく、Appleの対応を待つしかない。それまでは、暫定的な対応ではあるがロック画面でコントロールセンターを利用できないように設定しておけば問題ない。設定アプリの中にある「コントロールセンター」から「ロック画面でのアクセス」を無効にしましょう。
なお、「iOS 8」ではこのバグは修正されているとのこと。
(via 9to5Mac)
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