「macOS Sierra 10.12.3」、正式リリース!MacBook Pro(2016)年モデルにおける一部不具合を修正
本日、Appleは「macOS Sierra 10.12.3」を正式にリリースした!
アップデート内容にはMacBook Pro(2016)で発生していた一部不具合に対応したことが書かれている。GPUの自動切り替えが改善されている他、Adobe Premiere Proでエンコーディング時に発生していたGPU問題が解決されているとのこと。
リリースノートは続きからどうぞ!
「macOS Sierra 10.12.3」のリリースノート
- MacBook Pro (15インチ、October 2016)での自動グラフィックス切り替えが改善されます
- Touch Bar搭載MacBook Pro(13インチまたは15インチ、Octover 2016)で、Adobe Premiere Proプロジェクトをエンコーディングする際のグラフィックスの問題が解決されます
- スキャンされたPDF書類を”プレビュー”上で検索できない問題が修正されます
なお、リリースノートには明記されていないが、先日Consumer Reportsが一転してMacBook Pro(2016)を「推奨製品」にするきっかけとなったバッテリーの不具合も併せて修正されていると見られる。
アップデートは「Mac App Store」アプリの「アップデート」タブからどうぞ!再起動が必要なアップデートとなっているので時間がある時にやりましょう!
特にMacBook Pro(2016)を購入した人は必ずアップデートするように!動作が改善されていることを祈る……!
アップデート後、HDMI接続のディスプレイが認識されず
「macOS Sierra 10.12.3」にアップデート後、HDMI接続のディスプレイが認識されなくなった。使用しているハブはHooToo製USB-Cハブ。これまでは問題なく出力できていたが、現在はディスプレイをシステム上は認識している(システム環境設定の「ディスプレイ」には表示される)が、ディスプレイ側はシグナルがないと表示されてしまう。
MacBook Pro単体で接続してみても表示されず。試しに最新版の「macOS Sierra」にアップデートしていない12インチ型MacBookを繋いでみたところ、特に問題なく表示される。
よって、MacBook Pro側に問題があり、原因として考えられるのは「macOS Sierra 10.12.3」となっている。HDMI接続でディスプレイを出力している人はアップデートを一旦様子見した方が良いかもしれない。
【追記】何度か抜き挿ししているうちに出力に成功。原因は不明。HDMIとの相性はよく無さそうなので、早いところ「Thunderbolt 3」のドッキングステーションを購入したいところ……。