「macOS 10.14」、iPadアプリをMacで起動可能に?!
パフォーマンスとクオリティを最優先事項とする方針変更のため、「iOS 12」の一部新機能および「macOS 10.14」の一部新機能は来年に延期されると見られている。
目玉機能の採用が見送られる中、Axiosによると、MacでiPadアプリを動作させることができる新機能は年内に予定されている次期macOSバージョン「macOS 10.14」に間に合うと伝えている。
Macの起動時間を短縮、ロック解除を高速化か
この方針は、今月初頭にAppleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長Craig Federighi氏から従業員に対して通達されたとされている。
動作不良や脆弱性などの不具合が次々と発覚した「macOS High Sierra 10.13」を受け、次期iOSおよびmacOSは「iOS 9」や「OS X 10.11 El Capitan」の時と同じように品質向上に重点を置いたアップデートになる見通し。
“OSの顔”となる目立った新機能の数は少なくなるが、iPadアプリをMacで動作させることができるということは、iPadがなくても両OSのアプリを活用できるということからMacを持つ価値をさらに高める可能性がある。
この機能は昨年12月、Bloombergが「iOS/macOS対応のユニバーサルアプリを開発できる機能」として報じていた。
品質重視のアップデートの一環として、Axiosは「macOS 10.14」がMacの起動時間を短縮し、ロック解除を高速化すると伝えている。確かに「macOS High Sierra」は起動も遅くロック画面が解除されるのにもたついている印象があったため、この改善は歓迎したい。
「macOS 10.14」は、iOS、watchOS、tvOSとともに「WWDC 2018」で披露されると予想される。
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