macOS 12、名称は「Mammoth」または「Monterey」か
Appleが商標登録を行ったカリフォルニアの名称からの予測
次期macOSバージョン(macOS 12)の正式名称は、「Mammoth」または「Monterey」になる可能性がある。
Appleは、カリフォルニアの地名をmacOSの名称に当てるため、地名を事前に商標登録している。Mavericks、Yosemite、El Capitan、Sierra、High Sierra、Mojave、Catalina、Big Surはいずれも同州内に存在する場所だ。不採用となれば放棄されるが、9to5Macによると、「Mammoth」と「Monterey」は最近商標が更新されたという。
MammothとMonterey、どちらが採用されるのか
Mammoth(マンモス)
「Mammoth」の商標は4月29日に更新。スキーリゾート地域として人気のあるMammoth Lakeのことを示唆していると考えられている。
Monterey(モントレー)
「Monterey」の商標は、2020年12月29日に更新。9to5Macは、「Monterey」が正式採用される可能性が高いと予測している。
SierraとHigh Sierra、YosemiteとEl Capitanのように、Appleはメジャーアップデートとマイナーアップデートの名称に関連性を持たせる傾向にある。Big SurはMonterey郡内にあり、UIなど大幅刷新したmacOS Big Surに続くマイナーアップデートとして「macOS Monterey」は最適だ。
Appleは「Monterey」の採用を6年前に示唆していた可能性も指摘されている。
WWDC 2015の基調講演で、Big SurとMontereyへの旅行を計画するスライドが使われていたことが判明している。
As we all know, Apple typically hints at future macOS names years ahead at WWDCs in very subtle ways. Well look what I noticed while watching WWDC 2015… just so happens to be Craig planning a trip to Monterey and Big Sur… 👀 pic.twitter.com/9dlo3ML6k2
— Parker Ortolani (@ParkerOrtolani) 2021年6月1日
macOSなど最新OSはWWDC 2021で正式発表予定
Appleは毎年、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、HomePodの次期OSバージョンを、WWDCで正式発表する。WWDC 2021は、6月7日からオンライン開催が予定されている。