世界的DRAM不足、Mac Studioを静かに直撃。512GBが消え、256GBは+12万円値上がり
256GBアップグレートは+18万円→+30万円に改定、出荷は5月以降
世界的なDRAM不足の影響を受け、AppleがMac Studioから512GBメモリ構成オプションを静かに削除した。MacRumorsが報じた。
この変更は今週実施されたもので、現時点でMac Studioの最大メモリ容量は256GBとなっている。256GB構成の出荷予定は5月以降に設定されており、供給のひっ迫ぶりがそのまま数字に表れている。
値上げも実施、日本では+12万円の大幅改定
Mac Studioのメモリ構成は36GBからスタートし、現在は48GBから256GBまでのアップグレードが選択できる。256GBと512GBの大容量メモリオプションはいずれもM3 Ultraチップ搭載モデル限定の上位グレードだ。
削除されたのは512GBオプションだけではなく、256GBへのアップグレード料金も値上がりしている。M3 Ultra搭載モデルで96GBから256GBへアップグレードする場合、従来は+18万円だったが、現在は+30万円に改定されており、+12万円(約67%増)という大幅な値上げだ。米国でも$1,600から$2,000への値上げが実施されているが、日本での値上げ幅はさらに大きい。なお、512GBオプションは提供時、+54万円で販売されていた。
日本における発売当初のメモリアップグレード価格は256GBが+18万円、512GBが+54万円だった。
背景にある2つの要因
512GBオプションが姿を消した主な原因は、世界的なDRAM不足とみられている。供給が逼迫したことでDRAMの価格が急騰しており、これが256GBアップグレード料金の値上げにもつながっていると考えられる。
もうひとつの要因として、ローカルAIエージェントの実行に適したマシンを求めるユーザー需要の高まりも挙げられる。Mac StudioはApple Siliconの高いメモリ帯域幅と大容量RAMを活かしてローカルLLMを動かすのに適したマシンとして注目されており、これが需要増加に拍車をかけている可能性がある。
AppleはDRAMの調達において中小メーカーより有利な立場にあるため、メモリコストの上昇によるユーザーへの影響を最小限に抑えやすい。しかし今回の供給不足はPC・スマートフォン市場全体の販売にも影響を及ぼす可能性があり、今後数カ月の動向が注目される。
なお、Mac Studioについては2026年中にM5 MaxおよびM5 Ultraチップを搭載した新モデルが登場すると予想されているが、具体的なリリース時期はまだ明らかになっていない。
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