Appleの発表ラッシュ、来週から！期待できない製品は？

M4 MacBook Air、Mac Studio、Mac Pro、iPhone SE 4、iPad、AirPods Pro 3

Appleは、28日（月）から始まる「発表の週」を予告しており、ティザー画像から新しいMacが発表されることは確実視されている。しかし、Appleのロードマップ上には、これらの発表に含まれない可能性が高いハードウェアアップデートもいくつか存在する。

以下に、10月末から11月にかけてのAppleの製品発表で期待できない製品をまとめた。参考にしてもらいたい。

M4 MacBook Air

Appleは2024年3月に、M3チップを搭載した13インチと15インチのMacBook Airのアップデートモデルを発売した。BloombergのMark Gurman氏によると、AppleはまもなくM4バージョンを生産開始し、2025年初頭に発売する予定だという。MacBook Airのデザインに変更はなく、M4チップが主な変更点となるようだ。

MacBook Airのアップデートが来年になるのは、Appleが優先的にプロ向けのMacにM4チップを搭載することに注力しているためと考えられる。

M4 Mac Studio

Appleは、2025年初頭にM4 MacBook Airが発売された後、Mac Studioをアップデートする予定だ。M4プロセッサのバリエーションであるM4 UltraまたはM4 Maxチップが搭載される可能性がある。現行モデルはM2 MaxとM2 Ultraの両方のバリエーションで提供されている。

Mark Gurman氏によると、Mac Studioは当初MacBook Airと同時にアップデートされる予定だったが、3月～6月の間に変更されたという。

M4 Mac Pro

Appleは2023年6月にMac Proを最後にアップデートし、M2 Ultraチップを追加してIntelチップからの移行を完了した。Mark Gurman氏によると、Appleは2025年夏にMac Proをアップデートする予定だという。Mac Studioと同様に、次期Mac ProはM3シリーズをスキップする。代わりに、「Hidra」というコードネームのM4チップの最上位バージョンが搭載される。

Mac Proは、AppleのMac製品の中で最もハイエンドなモデルであり、開発に時間がかかっている可能性がある。

iPad

Appleは今年、iPad AirとiPad Proをすでにアップデートしており、今月初めには新しいiPad mini 7（A17 Pro）を発売した。そのため、次にアップデートされる可能性が高いのはエントリーレベルのiPadだ。しかし、来週の発表で発表されることは期待できない。

Mark Gurman氏によると、Appleの最も手頃な価格のiPadモデルは、2025年後半にApple Intelligenceに対応した第11世代にアップデートされるという。エントリーレベルのiPadは2022年10月に発表されたため、アップデートまでの期間が大幅に空くことになる。

アップデートが遅れているのは、AppleがAI機能を搭載するために、ハードウェアとソフトウェアの両面で大幅な改良を加える必要があるためと考えられる。

iPhone SE 4

発表の予告ツイートではMacの発表を宣言しており、Mac関連以外の製品が出る可能性は極めて低い。iPhone SE 4も年内ではなく、年明けになるだろう。

Mark Gurman氏によると、Appleは来年初めにApple Intelligenceに対応した新しいiPhone SEを発売する予定。発売時期は3月か4月になる可能性が高いという。

iPhone SE（第4世代）は、基本的なiPhone 14と同様のデザインになると予想されている。6.1インチのOLEDディスプレイ、Face ID、新しいAシリーズチップ、USB-Cポート、48MPのシングルリアカメラ、Apple Intelligenceに対応するための8GBのRAM、Apple設計の5Gモデムなどが噂されている。

iPhone SE 4は、Appleのスマートフォンの中で最も手頃な価格のモデルであり、多くのユーザーが期待している。またApple Intelligenceを普及する上で欠かせない、Appleにとっても重要なデバイスになると考えられる。