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M3 MacBook Airが突然、正式発表。”買い”だと思う8の理由

外観やポートなどデザインに変化はないが、内部仕様が進化。外部ディスプレイの出力制限も改良

Apple MacBook Air 2 up hero 240304

Appleは3月4日、M3チップを搭載したMacBook Air発表した。価格はM2モデルから据え置きで税込164,800円から。発売日は3月8日(金)。

M2モデルと同様に13インチと15インチモデルの2種類用意され、デザインやカラーバリエーションは同じ。見た目は代わり映えしないが、中身はM1モデルに比べると最大60%高速化されており、Neural Engineがパワーアップするなど、堅実な進化を遂げている。

MacBook AirはAppleのノートブックラインアップの中で最も普及しているモデル。M1モデルはIntel時代と同じデザインにも関わらず、Appleシリコンによる劇的な成長を遂げ、M2モデルは順当な性能の進化とともに刷新したデザインを手に入れた。M3モデルではデザインを踏襲しながらMacBook Airの「ここさえ直してくれれば」という点を改良し、幅広いユーザーにおすすめできる”買い”のモデルに仕上がった

本記事ではM3 MacBook Airをおすすめしたい8の理由を解説する。

高速化したM3チップを搭載している

M3チップは3ナノメートルテクノロジーを使用して作られており、8コアCPUと最大10コアのGPU、最大24GBのユニファイドメモリに対応する。M1モデル比で最大60%高速化しているという。

実際にどれぐらい早くなるのか。Excelスプレッドシートでの作業は、M1モデルより最大35%高速になる。Final Cut Proでのビデオ編集は、M1モデル比で最大60%の高速化が見込める。PhotomatorのSuper Resolution機能を使用したAIによる画像の補正も、最大40%高速になるそうだ。

M3チップの標準仕様であるハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディングとレイトレーシングに対応しており、AV1デコードに対応する最新のメディアエンジンも搭載する。サポートするアプリケーションを利用する際に恩恵を受けられるだろう。

外部ディスプレイが最大2枚まで出力可能になった

Apple MacBook Air lifestyle display support 240304

M2 MacBook Air最大の欠点は、外部ディスプレイの出力が1枚に制限されていたこと。M3モデルはこの点を改良し、最大6K@60Hzのディスプレイを1台と、本体を閉じた状態(=内蔵ディスプレイを使用しない状態)で最大5K@60Hzのディスプレイを1台2台同時出力が可能になった

Wi-Fi性能が向上している

M3 MacBook AirWi-Fi 6E(802.11ax)をサポートM2モデルはWi-Fi 6(802.11ax)までのサポートだった。対応するルーターを使用していれば、前世代に比べて最大2倍速いダウンロード速度が利用できる。

ミッドナイトモデルは指紋が付きづらくなっているかも?

M2モデルから買い換えるという物好きに朗報だ。ミッドナイトモデルには、「指紋の付着を減らす画期的な酸化皮膜シールを採用」としている。指紋が目立たなくなる可能性がある。

マイク性能が向上している

M3モデルは、M2モデルではサポート位していなかった「声を分離」と「ワイドスペクトル」のマイクモードに対応し、よりクリアなオーディオ通話とビデオ通話の音声を実現している。

M2モデルの軽さや薄さなど、魅力をバッチリ引き継いでいる

変わることは良いことだが、変わらないことによる良さもある。ファンレス設計や本体の薄さや軽さを変えず性能が向上する。欲を言えば「もっと軽くしてほしい」という人も多いだろうが、この極薄筐体でこれほどのパフォーマンスが手に入るのは素晴らしい進化だ。

M3 MacBook Airは、M2 MacBook Airと以下が共通している。

  • ファンレス
  • デザイン(13インチと15インチ)
  • カラーバリエーション(ミッドナイト、スターライト、スペースグレイ、シルバー)
  • 最大のCPU/GPU/メモリ構成(8コアCPU/最大10コアGPU/最大24GBメモリ)
  • 電池持ち(最大18時間)
  • ディスプレイ仕様
  • サイズと重量
  • カメラ性能
  • キーボードとトラックパッド
  • ポート構成と配置
  • 内蔵バッテリー容量や付属アクセサリ

価格はM2モデル発表時と同じ

13インチモデルの価格は税込164,800円から、学生・教職員価格は149,800円から。15インチモデルは198,800円から、学生・教職員価格は179,800円(税込)から購入できる。

M2モデル発表時(13インチ/15インチ)の価格と同じ価格で登場している。

学生に朗報。新学期キャンペーンの対象商品です

Back to school m3 mbpa

M3 MacBook Airは発売直後にも関わらず、Appleの新学期キャンペーンの対象モデルに含まれている。149,800円から購入できるだけではなく、24,000円分のApple Gift Cardがもらえる。

価格を重視するのであればM2モデルのほうが安く購入できるが、長く使うことを踏まえて性能に余白を持たせたいのであれば、新登場のM3 MacBook Airを買うことをおすすめする。

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更新日2024年03月05日
執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

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  1. g.O.R.i(コメントID:703786)
    コメント先:通りすがりの読者(コメントID:703785)
    magsafeが右側にあれば完ぺきだった…

    わかりみが深い…せめてTBポートを右側に…

  2. 通りすがりの読者(コメントID:703785)

    magsafeが右側にあれば完ぺきだった…

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