Samsungが正式発表した「Galaxy S10/S10+/S10e」のスゴイ機能まとめ
Samsungは現地時間2月20日、プレスイベント「Unpacked 2019」にて同社のフラグシップスマートフォン「Galaxy S10」シリーズを正式に発表した。
発表されたのはQuad HD+に対応した「Curved Dynamic AMOLED」(有機EL)ディスプレイを搭載した6.4インチ型「Galaxy S10+」と6.1インチ型「Galaxy S10」、そしてフルHD+に対応した「Flat Dynamic AMOLED」(有機EL)ディスプレイを搭載した5.8インチ型「Galaxy S10e」の3機種。
さらには、5G間通信に対応し、「Galaxy S10」よりもさらに大型化した6.7インチ型「Galaxy S10 5G」も披露された。
ディスプレイがスゴイ
まずスゴイのは、ディスプレイだ。上下のベゼルがさらに小さくなり、代わりに画面右上部にカメラ用の穴が開いたパンチホール付きディスプレイとなっているが、「Galaxy S10/S10+」の画面占有率は驚異の93.1%を実現。
しかも、42%もブルーライトカットに成功。長時間見ているスマホだからこそ、このような配慮はありがたい。
スマートフォンとして初めてHDR10+に対応した「Dynamic AMOLED」は、デジタルシネマ規格のDCI-P3にも対応している。
指紋センサーがスゴイ
さらにスゴイのが、指紋センサー。従来モデルは背面に指紋センサーが配置されていたが、「Galaxy S10」シリーズでは画面の中に内蔵されてしまった。
採用されている指紋センサーは光学式ではなく超音波式を採用し、高速認証を実現。引き続き顔認証機能は実装されているものの、2D認証にしか対応せず、あくまでもサブとしての位置づけだ。
トリプルレンズカメラがスゴイ
「Galaxy S10/S10+」はトリプルレンズカメラを搭載している。3つ目のレンズとして加わった超広角レンズがスゴイ。
画素数は1,600万画素、f値は2.2、画角は123度。パノラマ写真でも今までにない情報量を捉えることができる。
広角レンズも引き続きf1.5とf2.4で絞り値を切り替えることができ、画角は77度。望遠レンズはf2.4で画角は45度。光学手ブレ補正に対応し、光学ズームは最大2倍まで。
ニューラル・プロセッシング・ユニット(NPU」により、AIを使用した撮影写真の最適化機能も強化されている。
ワイヤレス充電機能がスゴイ
スマホが電池不足の人に「Galaxy S10」をモバイルバッテリーとして電池を供給することができる「Wireless PowerShare」がスゴイ。
「Galaxy S10+」は4,100mAh、「Galaxy S10」は3,400mAh、「Galaxy S10e」は3,100mAhのバッテリーを内蔵。他人に少し分け与える余裕はあるかもしれない。
「Galaxy S10」シリーズも「Fast Wireless Charging 2.0」に対応し、急速のワイヤレス充電が利用可能。
スペックがスゴイ!
Samsungと言えば盛りすぎスペックモンスターとして有名だが、「Galaxy S10」シリーズも期待に応えてくれている。
地域によって異なるが、プロセッサには7nmプロセスの8コア(2.8 GHz + 2.4 GHz + 1.7 GHz)または8nmプロセスの8コア(Max. 2.7 GHz + 2.3 GHz + 1.9 GHz)を搭載。
RAMはLPDDR4Xメモリを採用し、「Galaxy S10e」が6GBまたは8GB、「Galaxy S10」は8GB、「Galaxy S10+」は8GBまたは12GBとなっている。
ストレージは「Galaxy S10e」が128GBまたは256GB、「Galaxy S10」は128GBまたは512GB、「Galaxy S10+」は128GB・512GB・1TBが用意されている。いずれも最大512GBのMicro SDカードをサポートする。