Twitterの認証バッジ、”お金で買える”ように。月額8ドルに値上げするTwitter Blue登録者に解放へ
有名人の認証は、現在政治家向けに提供されている専用タグの追加で対応する
Twitterを買収したイーロン・マスク氏が11月2日、有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」のサービス内容変更を発表。認証済みバッジをTwitter Blue登録者であることを示すものとする方針を明らかにした。現在は一部の有名人、メディア、インフルエンサーが本人であることを認証する目的で使用されていた。
有名人は、認証済みバッジの代わりに名前の下に新しいタグが追加される仕組みを採用する。すでに政治家向けに提供されている。
Twitter Blue登録者は表示される広告が半分に。長時間ビデオも投稿可能
価格は現在の4.99ドルから値上げし、月額8ドルになる。「国別の購買力に応じた価格設定」になると説明しているが、詳細は不明。Twitter Blueは日本で提供されていないが、新価格帯のもと提供開始する可能性がある。
Twitter’s current lords & peasants system for who has or doesn’t have a blue checkmark is bullshit.
Power to the people! Blue for $8/month.
— Elon Musk (@elonmusk) 2022年11月1日
価格改定されたTwitter Blueは、「スパム投稿の打倒に欠かせない」という優先的なリプライ、メンション、検索機能にくわえて、長時間ビデオやオーディオの投稿が可能になり、表示される広告数が半分になる。またマスク氏は有料コンテンツを提供するウェブメディアに対し、Twiter Blue登録者が追加課金不要で有料記事が閲覧可能にするよう呼びかけている。
新しいTwitter Blueの提供で、「Twitterはコンテンツクリエイターに還元するための収入源を確保できる」としているが、具体的な施策は明らかにしていない。