Apple Watch新アップデート「watchOS 11.5」正式リリース。新しいプライド文字盤とApple TVの購入機能が追加
バッテリー充電完了時の通知バグも修正、WWDC 2025前の最後の主要アップデートか
AppleがwatchOS 11.5をリリースした。このアップデートには新しい「プライドハーモニー」文字盤の追加や、サードパーティデバイスでのApple TVアプリ内購入機能、バッテリー充電完了時の通知バグ修正などが含まれている。
アップデートのサイズは464MBとなっており、互換性のあるApple Watchモデルに提供されている。ユーザーはiPhoneの「Watch」アプリから、または直接Apple Watch上でアップデートをインストールできる。
新機能と改善点
今回のアップデートで最も目立つ新機能は「プライドハーモニー」文字盤だ。この新しい文字盤は、カラフルな虹色のストライプが特徴で、手首を上げて時間を確認する際にディスプレイ上でダイナミックに動き、大きな時間の数字を形成する。
また、サードパーティ製デバイス(LGやSamsungのテレビなど)上のApple TVアプリでコンテンツを購入する際に、Apple Watchで認証する機能も追加された。これにより、別のデバイスに切り替えることなく、手首から直接購入を確認できるようになる。
さらに、watchOS 11.5ではバッテリー充電通知に関するバグも修正された。これまでApple Watchのバッテリーが完全に充電されたときに、iPhoneに通知が表示されないことがある問題があったが、このアップデートでその問題が解決されている。
今後の展望
watchOS 11.5は、6月に開催予定のWWDC 2025で発表されるwatchOS 12の前の最後の主要アップデートになる可能性が高い。今後もwatchOS 11.6がリリースされる可能性はあるが、セキュリティパッチとバグ修正のみになると予想されている。
watchOS 12では、Apple Intelligenceの機能がApple Watchにも拡張されるという噂があり、デザイン変更やその他の新機能も期待されている。
アップデート方法
watchOS 11.5をインストールするには、Apple Watchを充電器に接続し、バッテリー残量が50%以上あることを確認する必要がある。その後、iPhoneで「Watch」アプリを開き、「一般」>「ソフトウェア・アップデート」に進むか、Apple Watch本体の「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」から更新できる。
セキュリティに関する詳細情報については、Appleのサポートサイトで確認できる。
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