Apple Watchの低電力モードを有効化する方法、利用できなくなる機能
Appleが公式サポートページで解説
Appleは現地時間9月12日、Apple Watchの低電力モードに関する公式サポートページ「Use Low Power Mode on your Apple Watch」を公開した。低電力モードは、watchOS 9で実装された「省電力モード」に代わる新機能。Apple Watch Series 4以降のモデルが利用できる。
低電力モードを有効化した場合、通常は最大18時間とされている電池持ちが最大36時間まで延長する。
低電力モードを有効化する方法、機能の概要
低電力モードは、コントロールセンター内にあるバッテリー情報ページからアクセスする。電池残量のパーセント表示をタップすると電池残量表示の下に、「低電力モード」のトグルボタンがあり、有効化・無効化を切り替えられる。
有効化した場合、画面上部に黄色い丸型アイコンが表示される。またコントロールセンター内の電池残量表示、充電開始時のアニメーション、ナイトスタンドモードの時計表示はすべて黄色に切り替わる。
低電力モードはオフにするまで有効化し続けられるが、「1日間」「2日間」「3日間」を予め指定するオプションも用意されている。またバッテリー残量が10%以下になると、自動的に低電力モードに切り替わる。
低電力モードを有効化すると、Apple Watchはどうなるのか
無効化される機能
- 常時表示ディスプレイ
- 不規則な心拍の通知
- 心拍数計測のバックグラウンド動作
- 血中酸素濃度のバックグラウンド動作
- ワークアウト開始の通知
低電力モードを有効化しても、ワークアウト中の心拍数計測は行われる。またMacRumorsによると、落下検出機能は低電力モードでも動作する。
無効化される機能(iPhoneが近くにない場合)
上記の無効化される機能にくわえて、iPhoneが近くにない場合、以下の機能が無効化される
- Wi-Fiとセルラー通信
- 着信や通知
低電力モードを有効化すると影響を受ける機能
- 発信に時間がかかる可能性がある
- アプリのバックグラウンド更新頻度が低下する
- コンプリケーションの更新頻度が低下する
- Siriの実行に時間がかかる可能性がある
- アニメーションやスクロールなどの動作が遅くなる可能性がある
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