Apple Watch Series 7、血糖値計測機能を搭載か
過去にはTim Cook氏がApple Watchと連携する血糖値測定デバイスを試していたとの情報も
2021年の新型Apple Watchモデル(Apple Watch Series 7)は、光学センサーを使用した無採血式の血糖値計測機能を搭載する可能性がある。Appleは血糖値計測に関する特許を複数抑えており、現在は商品化に向けた信頼性と安定性の向上に注力しているという。
CNBCは2017年4月、Appleが糖尿病治療用に血糖値を常時測定できるセンサーを開発するための秘密のチームを結成したと報じている。2019年には、Tim Cook氏が本社キャンパス内で、Apple Watchと連携する血糖値測定デバイスをテストしている目撃情報もある。
米国では約10人に1人が糖尿病患者、対策が求められている
血糖値の計測は、糖尿病の診断や治療に欠かせない情報だ。厚生労働省の国民健康・栄養調査によれば、日本では未治療の人を含めた糖尿病患者は約1000万人、糖尿病になってしまう可能性が高い糖尿病予備群も約1000万人と推計されている。
米国では2014年時点で、国民の約10人に1人が糖尿病患者。2013年には13%、2060年には17%まで増加すると予測されており、糖尿病対策が求められている。Apple Watchが血糖値の計測が可能になれば、心電図(ECG)に続き、より多くの命を救う可能性がある。
血糖値の計測には採血が一般的だが、指に光を当てるだけで高精度に測定できる検査装置や、各種センサーから検出された温度や血中酸素飽和度などを用いて血糖レベルを算出する「KETTO(ケットー)」など、新しい計測方法も研究開発されている。
(Source: ETNews via MacRumors)
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