Apple Watch Ultraの模倣品、クオリティが高すぎると話題に

@DuanRuiよりキャプチャ

Apple Watch Ultraの模倣品が中国で発売され、再現性の高さが話題になっている。正規品は、国内で9月23日（金）より販売開始を予定している。

バンドはスポーツループ、充電ケーブルはUSB-A端子のものを同梱。模倣品であることが明確だが、本体および動作ソフトウェアは正規品さながらのクオリティだ。Apple Watch Ultraの特徴である左側面のアクションボタンやスピーカーホールの数、右側面のデジタルクラウンとサイドボタンを覆うハウジングなども模倣されている。

ソフトウェアもwatchOS 9を徹底的にコピーしている。Apple Watch Ultra限定の文字盤をはじめ、緊急SOS機能、音楽操作、カメラ操作、心拍数計測、通話機能など、考えうるすべての機能が実装されている。iPhoneらしき端末との連係機能も紹介されているが、舞台は中国。「iPhoneらしき端末」が「iPhoneではない」可能性は大いにある。

This knockoff of the Apple Watch Ultra for about $35 really blows my mind. pic.twitter.com/Dc6UOFgMdY

— DuanRui (@duanrui1205) 2022年9月17日

Apple Watch Ultraの模倣品は、35ドル（約5,000円）で販売されているという。AppleはAirPodsの模倣品対策として、iOS 16で非正規品をiPhoneとペアリングすると「AirPods を検証できません」と警告する機能を実装している。