24インチiMac、実は「あご」部分にロゴを配したプロトタイプが存在していた
EVT段階前に搭載計画を撤回、現在のロゴなしデザインに至るまでの開発経緯が明らかに
Appleの2021年発売24インチiMacは、現在のモデルでは見ることのできない「あご」部分にAppleロゴを配したプロトタイプが開発されていたことが判明した。9to5Macによると、Apple関連のリーカーKosutami氏がX(旧Twitter)に投稿した画像により、この事実が明らかになった。
Fun fact: before the EVT Stage development of AppleSilicon iMac, they've planned to put an Apple logo under the screen. Then they removed it until today. #AppleInternal pic.twitter.com/sivIRzegNh
— Kosutami (@Kosutami_Ito) July 28, 2025
このプロトタイプ画像では、従来のiMacのようにスクリーン下部の「あご」部分にAppleロゴが配置されている様子が確認できる。Kosutami氏は過去にもApple製品のプロトタイプ画像を共有した実績があるものの、中には不正確な情報も含まれていたため、情報の精度には注意が必要だ。
EVT段階前にロゴ搭載計画を撤回
9to5Macの報道によると、AppleはEVT(技術検証試験)段階に入る前にロゴ搭載計画を撤回したという。これは比較的早い段階での設計変更だったことを示している。
現在販売されている24インチiMacは、長年続いたiMacの特徴的なデザイン要素である正面のAppleロゴが排除されている。一方で、本体背面には大きなAppleロゴが配置されており、ブランドアイデンティティは維持されている。

最新のiMacデザイン
2021年のiMac刷新で消えたロゴ
2021年にM1チップを搭載して大幅に刷新された24インチiMacは、わずか11.5mm厚の超薄型デザインと7色のカラーバリエーションが特徴となった。従来のIntelベースのiMacから大きく変化したこのデザインでは、長年iMacの象徴的な要素だった正面のAppleロゴが削除された形となった。
実際に製品化されたiMacを見ると、あご部分には何も配置されていないシンプルなデザインとなっている。Appleが両方のデザインパターンを検証していたことは、製品開発において当然の工程と考えられるが、最終的にはロゴのないクリーンなデザインが採用された経緯が今回明らかになった。
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27インチのiMacのアゴに、ちょこんとロゴがあるのが好きでしたが、今は27インチもロゴも無くなってしまいました。