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iMac Pro、復活するかも。M5 Maxチップ搭載、内部ソフトから判明

数年ぶりとなるハイエンドiMacの復活、2026年にも登場の可能性

IMac Pro On Sale
初代iMac Pro

Appleが「M5 Max」チップを搭載したハイエンドiMacを開発していることが、内部ソフトウェアのリーク情報から明らかになった。数年前からされてきた「iMac Pro」の復活が、いよいよ現実味を帯びてきたようだ。

MacRumorsによると、この情報はAppleのエンジニアが使用するカーネルデバッグキットファイルから判明したもの。これらのファイルには、未発表のAppleハードウェアが内部識別子やコードネーム、プラットフォーム名などで列挙されており、チップのコードネームとマーケティング名を紐付ける参照情報も含まれている。同様の内部コードを参照した二次的な情報やスクリーンショットは、過去1週間にわたってWeiboやBiliBiliなど中国のテックコミュニティでも拡散されている。

「M5 Max」搭載iMacが実機テスト中

リークされたソフトウェアには、識別子「J833c」を持つiMacがプラットフォーム「H17C」で動作している記述がある。このH17Cは「Sotra C」というコードネームに関連付けられており、これが「M5 Max」というマーケティング名に対応すると見られている。これはM5 Maxチップを搭載したiMacが実際にテストされていることを示唆するものだ。

ただし注意すべき点として、このソフトウェアにはtvOSを動作させるiPad miniや、A15チップを搭載したMacBookなど、内部テスト専用とみられるデバイスも多数記載されている。そのため、M5 Max搭載iMacもテスト目的のみで製造されている可能性は否定できない。

プロ向けiMacの復活を予測する声も

一方で、M5 Maxチップは2026年に投入される見込みであり、ハイエンド「Pro」iMacの再投入については数年前からが絶えない。実のところ、ゴリミーでも過去に何度もハイエンドiMacの発表が近いと報じてきた経緯がある。

2023年7月には約32インチディスプレイを搭載した新型iMacが開発されていると報じられ、当時は2024年末以降の発表が予測されていた。その後も2024年後半から2025年にかけての登場が有力視されてきたが、2025年も終わりに差し掛かった今、依然として発表される気配はない。

BloombergのMark Gurman氏は、Apple Silicon搭載iMacの発売後も、Appleが「プロフェッショナル市場を狙ったより大型スクリーンのiMac」に取り組んでいると報じており、AppleアナリストのMing-Chi Kuo氏も2025年登場を予測していた。しかし、Kuo氏の予測は外れる公算が高まっている。今回のリーク情報が、長年待ち望まれてきたハイエンドiMacの実現に向けた確かな一歩となるのか、引き続き注目したい。

M5・M6世代のMacラインナップも明らかに

カーネルデバッグキットには、iMac以外にも今後のMac構成が複数列挙されている。具体的には以下のようなラインナップだ。

これらの情報から、Appleが2026年以降のMacラインナップを着々と準備していることが窺える。特にA18 Proチップを搭載した新型MacBookは、これまでにない低価格帯のモデルとして注目を集めそうだ。M5 Max搭載のハイエンドiMacが実際に市場投入されれば、プロフェッショナルユーザーにとって待望の選択肢となるだろう。

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更新日2025年12月17日
執筆者g.O.R.i
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