M4 iMacの”こっそり”進化している6つのポイント
メモリ、Neural Engine、カメラ、ディスプレイ出力仕様などが進化
Appleが発表したM4 iMacは外観などの変化はなく、Magicアクセサリも既存デザインを踏襲しており、目に見える進化はない。しかし実は地味に改良されている仕様が複数ある。
本記事では、M4 iMacが”こっそり”進化している6つのポイントを解説する。
1. 上位モデルは全部ポートがThunderbolt 4
M4 iMacは、ビンニングされた8コアCPU・8コアGPUモデル以外のモデルは、標準で4つのThunderbolt 4ポートを背面に搭載している。M3 iMacは2つのThunderbolt 3ポートと2つのUSB-Cポートが混在していた。
最安モデルは198,800円から購入できるが、M4チップのパフォーマンスを最大化するのであれば、234,800円のモデルを買ったほうが良いだろう。
2. 最大8K解像度@120Hzの外部ディスプレイ出力に対応→削除
M4 iMacは発表当初、最大8K解像度@120Hzの外部ディスプレイに対応する初のMacとして紹介されていたが、現在は「最大8K解像度@60Hz」と案内されている。9to5Macに対し「ミスだった」と説明したそうだ。
最新の出力情報は以下のとおり。
3. 最小構成でも16GBメモリスタート
M3モデルは最小構成を購入した場合、8GBのメモリだった。M4モデルは16GBスタートとなっており、24GB、32GBのメモリオプションが用意されている。
4. メモリは最大32GB、メモリ帯域が120GB/sに強化
メモリはLPDDR5Xに進化しており、最大搭載可能メモリは32GB、メモリ帯域は120GB/sに進化している。M3モデルはLPDDR5メモリで最大24GB、メモリ帯域は最大100GB/sだった。
5. カメラがフルHD→1,200万画素に
搭載されているカメラは、フルHD相当から1,200万画素に改良。ビデオ通話中に全員が完璧にビデオの中央に収まる「センターフレーム」やデスクを上から見た映像を表示する「デスクビュー」に対応する。
6. Neural Engineの処理能力が2倍に
M4のNeural Engineは、M1搭載のiMacと比べて3倍以上高速。毎秒38兆回の演算処理が可能となっている。M3チップと比べて2倍以上高速化している。
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これは来年のAirのメモリも16/24/32ってことですかねー。48とか積めてもいいのよ?