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iOS 26やmacOS 26の発表により、ピンチに追い込まれたアプリがこちらです

Spotlight強化やAI統合など9つの新機能で人気アプリが次々と機能重複の危機

Afshin asif HVJzAyxz iI unsplash

AppleがWWDC 2025で発表した新機能の数々が、既存のサードパーティアプリの機能と重複することで、多くの開発者に衝撃を与えている。この現象は一部で「シャーロック化」と呼ばれ、Appleが他社アプリの機能を自社OSに統合することで、元のアプリを事実上無用にしてしまうことを指す

「シャーロック化」という用語は、Mac OS Xの検索ツール「Sherlock」に由来している。Appleは2002年、サードパーティアプリ「Watson」の機能を取り込んだSherlock 3をリリースし、Watsonを市場から駆逐した経緯がある。それ以来、Appleが既存のサードパーティアプリの機能を自社製品に組み込む行為を「シャーロック化」と呼ぶようになった。

本記事ではMacRumorsがまとめていた「シャーロック化候補アプリ」を紹介する。

iOS 26とmacOS 26で影響を受けるアプリ

今回のWWDC 2025では、複数のカテゴリにわたってシャーロック化が発生している。最も注目すべきは、macOS 26の新しいSpotlight機能だ。この機能は、アプリの提案やコマンド実行、カスタムショートカットの作成など、人気アプリ「Raycast」「Alfred」「LaunchBar」とほぼ同じ機能を提供する。

通話関連機能では、iOS 26の「Call Assist」が大きな変化をもたらす。この機能は不明な番号からの着信を無音で受け、発信者の名前と通話理由を取得して表示し、ユーザーが応答するかどうかを選択できる。これは「Robokiller」や「Truecaller」の主要機能と重複している。

開発者向けツールとクリエイター機能の統合

開発者向けでは、Xcode 26にChatGPTが標準統合される。開発者はAPIキーを使用して他のAIモデルも接続可能で、これは「Alex for Xcode」の機能を直接的に代替する。

クリエイター向けには、iPadの新機能「Local Capture」が登場する。この機能により、任意のビデオ通話アプリを使用してローカル録画が可能になり、録画データを他者と共有できる。これは長年ポッドキャスト制作者に愛用されてきた「Riverside」の主要機能と競合する。

日常利用機能の大幅拡張

日常的な利用シーンでも大きな変化がある。Apple Walletの荷物追跡機能は、Apple Intelligenceを活用してメールから配送状況を自動解析し、追跡情報を要約表示する。これにより、専用の荷物追跡アプリの存在意義が問われることになる。

また、フライト追跡機能もWalletのLive Activitiesで利用可能になり、空港内ナビゲーション機能もMapsに追加される。これらは「Flighty」などの専門アプリの機能と直接競合する。

watchOS 26では、ついにApple Watch向けの純正Notesアプリが登場する。これまで多くのサードパーティ製メモアプリがApple Watchで提供していた機能が、純正アプリで利用可能になる。

macOS 26では、Spotlightにクリップボード履歴検索機能が追加され、過去にコピーしたテキストや画像を簡単に検索・取得できるようになる。これは「Paste」や「Pastebot」といった専用アプリの主要機能だ。

ただし、シャーロック化されたアプリの中には、Appleの実装を上回る追加機能を提供することで差別化を図り、生き残りを模索するものも少なくない。開発者コミュニティでは、Appleの機能統合が逆にユーザーの認知度を高め、より高機能な専門アプリへの需要を生み出すケースもあると指摘されている。

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更新日2025年06月12日
執筆者g.O.R.i
コメント(4件)

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  1. 通りすがりの読者(コメントID:705916)
    コメント先:もうiPhoneはいいや(コメントID:705910)
    セキュリティアップデートが続く限りXR使うけどね。だって、キャリアで新製品として出て、分割で購入して8カ月前に完済したというのに、そうそう高額なiPhoneまた買えますかって話。キャリアからは、アホみたいにキャンペーンDM来ますけど、なんで2年割賦で払って2年後残債払うか、下取りと言う名の返却しないとあかんのかいって事。ただのレンタルやん。小さい字で返却時の0円になる条件ビッシリ書いてるし、たちの悪い残クレって感じ。ジョブズ亡くなって、iPhoneに魅力も感じないから、もういいやって感じですね。

    それなら36ヶ月の分割で買うかそのまま48ヶ月分割として買えばいいんじゃないですか?
    そもそも2018発売のXRを新製品で買って8ヶ月前完済って何回払いで買ったんですか?

  2. 通りすがりの読者(コメントID:705914)
    コメント先:もうiPhoneはいいや(コメントID:705910)
    セキュリティアップデートが続く限りXR使うけどね。だって、キャリアで新製品として出て、分割で購入して8カ月前に完済したというのに、そうそう高額なiPhoneまた買えますかって話。キャリアからは、アホみたいにキャンペーンDM来ますけど、なんで2年割賦で払って2年後残債払うか、下取りと言う名の返却しないとあかんのかいって事。ただのレンタルやん。小さい字で返却時の0円になる条件ビッシリ書いてるし、たちの悪い残クレって感じ。ジョブズ亡くなって、iPhoneに魅力も感じないから、もういいやって感じですね。

    でも機種変で使わなくなったiPhoneって売る人が多いから、2年後も価値をほぼ落とさずに回収してくれると思えば良いサービスだと思うんですけどね。回収条件もそこまで厳しくないし、普通に使えば満額回収、不備があっても2万円払うだけ。不安ならAppleCare入れば良いし。
    私も最初は「えー」と思ってましたが、実際に使うとなかなか良い仕組みです。特に乗り換えで月1円とかは、キャリアを解約しても2年間月1円で使えるのでお得です。

  3. 通りすがりの読者(コメントID:705912)

    会社やIPを中露買収される心配をするくらいだったら
    一番安全なアップルのアプリになるのが正しい

  4. もうiPhoneはいいや(コメントID:705910)

    セキュリティアップデートが続く限りXR使うけどね。だって、キャリアで新製品として出て、分割で購入して8カ月前に完済したというのに、そうそう高額なiPhoneまた買えますかって話。キャリアからは、アホみたいにキャンペーンDM来ますけど、なんで2年割賦で払って2年後残債払うか、下取りと言う名の返却しないとあかんのかいって事。ただのレンタルやん。小さい字で返却時の0円になる条件ビッシリ書いてるし、たちの悪い残クレって感じ。ジョブズ亡くなって、iPhoneに魅力も感じないから、もういいやって感じですね。

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