最新のMacやiPad、こっそりスマートホーム用通信技術に対応していたと判明
スマートホーム向け通信技術「Thread」に対応していた(※SNSのThreadsとは別)
最新のMacやiPadが密かにスマートホーム向け通信技術「Thread」に対応していたと判明した。
Threadは、Google傘下のNest Labsら7社で設立した団体「Thread Group」が策定したホームネットワーク向けのメッシュネットワーク型無線通信規格。低消費電力かつ低帯域幅が特徴だ。Bluetoothより高速に通信できカバー範囲も広く、すでにスマートホーム標準規格であるMatterの機器間通信規格として採用されている。
The Vergeによると、FCCの資料にはM4 iPad Pro、M2 iPad Air、15インチM3 MacBook Air、M3シリーズチップ搭載の14/16インチMacBook Pro、M3 iMacがThread対応製品として掲載されているという。
AppleはHomePod miniやHomePod(第2世代)をホームネットワークに接続する際にThreadの技術を活用している。またiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxは初のThread対応スマートフォンとして、プレスリリース内で「今後のホームアプリの統合の機会を切り開きます」とアピールしていた。
しかし現時点ではThreadを活かした機能は確認されていない。密かに対応製品をMacやiPadに拡大したことでスマートホーム製品に留まらず、Apple純正の周辺機器やアクセサリと接続する際などに活用される可能性もあるだろう。
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