M3チップ搭載Mac、10月から出てくるっぽいぞ。まずはMacBook Airや24インチiMacから

Appleは、新しい「M3」チップを搭載した新型Mac製品を、今年の10月頃より発表する可能性がある。Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurman氏の最新ニュースレターによると、Appleは「iPhone 15」シリーズと新型Apple Watchを発表する9月頃にイベントを開催するほか、10月にもMac関連の新製品イベントを実施する計画があるという。

「M3」チップを搭載する新型Macは、13インチMacBook Air、13インチMacBook Pro、24インチiMacの後継モデルになると見られる。デバイスの詳細は明らかにしていないが、現時点では劇的なデザイン変更などの情報は報じられていない。なお14インチ/16インチMacBook Proは「時期尚早」としており、来年以降の発表になる可能性が高い。

「M3」チップはTSMCの3nmプロセスを採用するため、パフォーマンスおよび電力効率の劇的な向上が期待できる。現行の13インチMacBook Airは、5nmプロセスを採用したM2チップが動作する。

Mark Gurman氏は、「M3」チップを搭載したiPadモデルについても言及。有機ELディスプレイを搭載した新型iPad Proが「M3」チップを搭載するとされているが、登場は来年初頭の予定。性能が向上した新型iPad Airも開発中だが、詳細は不明だ。

Mark Gurman氏が予測する、Appleが2023年後半以降に発売予定の新製品には、他にもAirPodsの新モデル、スマートディスプレイ、30インチ以上のディスプレイを搭載したiMacなどが挙がっている。