新型iPad Pro、M4搭載の噂が浮上。16種類の未発表デバイスが判明
未発表の新デバイス(主にiPad)が搭載する最新チップ情報が流出
近日中に発表されると噂の新型iPad ProはM2やM3チップではなく、未発表の「M4」チップを搭載する可能性がある。MacRumorsが、過去に正確な情報を伝えた実績がある人物から未発表Appleデバイスが搭載するチップの情報を入手した。
A14 BionicチップとA17 Proチップを搭載したデバイスがそれぞれ2種類ずつ、M2チップを搭載したデバイスが4種類確認できている。また2種類の未発表チップを搭載した8種類のデバイスも確認されており、合計16種類のデバイスの情報が判明した。
A14 Bionicチップは、iPad(第11世代)または改良されたiPad(第10世代)のWi-Fiモデルとセルラーモデルと予想されている。ディスプレイ搭載HomePodの可能性も指摘されているが、登場は早くとも2025年と報じられたばかりだ。
A17 ProチップはiPad mini(第7世代)のWi-Fiモデルとセルラーモデル、M2チップはiPad Air(第6世代)のWi-Fiモデルとセルラーモデルと見られている。iPad Airは初めて10.9インチと12.9インチの2モデル展開にため、4種類のデバイスとして登録されているようだ。
未発表デバイス | 既存デバイス | ||
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デバイス名 | 搭載チップ | デバイス名 | 搭載チップ |
iPad(第11世代) | A14 Bionic | iPad(第10世代) | A14 Bionic |
iPad mini(第7世代) | A17 Bionic | iPad mini(第6世代) | A15 Bionic |
iPad Air(第6世代)10.9インチ | M2 | iPad Air(第6世代)10.9インチ | M1 |
iPad Air(第6世代)12.9インチ | M2 | – | – |
一方で未発表チップの搭載デバイス8種類は、4種類が新型iPad Pro、4種類が2024年の新型iPhone(iPhone 16シリーズ)を示唆しているという。新型iPad ProはM3チップ搭載が有力視されていたが、「M4」チップを搭載する可能性が浮上した。
「iPhone 16」シリーズは同じチップ識別子を採用しているが、情報提供者は「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」は「A18 Pro」チップ、「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」は「A18」チップを搭載すると説明。事実だとすれば、「A18」チップはCPUやGPUのコア数を減らすなど、Proチップとの差別化が図られている可能性がある。