M3・M3 Pro・M3 Maxのチップ仕様ってどうなりそう?現時点での情報まとめ
M3 ProチップとM3 Maxチップは、高性能コア・高効率コアの構成が異なる可能性がある
Appleが日本時間10月31日午前9時より開催するスペシャルイベント「Scary fast」では、新しい3nmプロセスで開発された「M3」シリーズのチップを搭載した新型Macが発表される見通しだ。24インチiMac、14インチと16インチMacBook Proの新モデルが当日、正式発表される可能性が高い。
新型Macはデザインに目立ったは進化は期待できないが、「M3」シリーズのチップを搭載することでパフォーマンスの向上が期待される。Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurman氏が最新のニュースレターで現時点で確認されている「M3」「M3 Pro」「M3 Max」チップの仕様を取り上げていたので、紹介する。
M3チップ
- 8コアCPU(4つの高性能コア+4つの高効率コア)
- 最大10コアGPU
M2チップと同じ構成だが、メモリ性能が向上し、メモリ構成が改良されている可能性があるという。
M3 Proチップ
- 12コアCPU(6つの高性能コア+6つの高効率コア)、または14コアCPU(構成不明)
- 最大20コアGPU
M2 Proチップは最大12コアCPU(最大8つの高性能コアと4つの高効率コア)、最大12コアGPUを搭載している。事実だとすれば、高効率コアがさらに増えることで、今まで以上に長時間の電池持ちを実現しながらプロモデルに相応しいパフォーマンスが期待できるだろう。
M3 Maxチップ
- 16コアCPU(12つの高性能コア+4つの高効率コア)
- 32コアGPU、または40コアGPU
M2 Maxチップは、12コアCPU(最大8つの高性能コアと4つの高効率コア)、最大38コアGPUを搭載している。M1とM2シリーズのチップではProチップとMaxチップの構成は同じだったが、「M3 Pro」と「M3 Max」チップは高性能コアと高効率コアの数が異なる可能性がある。
処理性能と電池持ちのバランスを強化した「M3 Pro」の構成に対し、「M3 Max」は高効率コアを増やさず高性能コアを追加しており、より高いパフォーマンスを重視するユーザーにとって魅力的な選択肢になりそうだ。
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