15インチMacBook Airと12インチMacBook、2023年に発表か
M2 Pro/Max MacBook Proも開発中、早ければ年内登場か
Appleは、15インチディスプレイを搭載したMacBook Airを開発している可能性がある。Bloombergによると、早ければ2023年春に発表されるという。
ディスプレイ業界のサプライチェーン調査会社のCEOを務めるRoss Young氏によると、正確なディスプレイサイズは15.2インチ。ProMotionに対応せず、ミニLEDディスプレイは採用しないと指摘している。
And as we previously indicated, the 15" MacBook Air is 15.2". It won't have ProMotion or MiniLEDs.
— Ross Young (@DSCCRoss) 2022年6月9日
惜しまれながら販売終了した超軽量モデル、待望の復刻か?
また12インチディスプレイを搭載した新型MacBookも開発されており、早ければ2023年末または2024年前半までに発表する計画があるそうだ。12インチMacBookは2015年に発表し、2019年に小型かつ軽量なノート型Macを欲する人から惜しまれながら販売終了した。
新しい12インチMacBookのMacBookラインアップにおける位置づけは不明。ローエンドデバイスになる可能性もあれば、13.3インチ・14.1インチ・16.2インチの3モデルが用意されるMacBook Proシリーズの最小モデルとしての追加も考えられる。
M2 Maxチップは12コアCPU+最大38コアGPUを搭載か
M2 ProおよびM2 Maxチップを搭載した新型MacBook Proが、早ければ2022年末または2023年前半までに発表される計画も報じられている。2021年モデルと同様に14インチ(コードネーム:J414)と16インチ(コードネーム:J416)の2モデル展開で、外観などの変化はなくチップ性能の向上に留まる見通しだ。
M2 Maxチップは、12コアCPUと最大38コアGPUを搭載。M1 Maxチップは10コアCPUと最大32コアGPUで構成されている。
M2チップは第2世代の5nmテクノロジーを採用し、18%高速になったCPU、35%パワフルになったGPU、40%高速になったNeural Engineを搭載する。M2 ProおよびM2 Maxチップは、各コアの基本性能向上およびコア数の増加でパフォーマンスの向上が期待できる。
WWDC22で披露されたM2 MacBook AirおよびM2 MacBook Proに続き、M2チップシリーズのMacは今後拡大予定。Mac miniおよびMac Proの新モデルは開発が進められているが、発表時期は不明。すでにM3チップも着手しており、iMacを始めとした製品に搭載されるようだ。