新型Mac Pro・iMac Pro・Mac mini、2023年まで発表を”延期”か
著名アナリストMing-Chi Kuo氏の予測、他のアナリストやジャーナリストと一致せず
Appleは、Appleシリコンチップを搭載した新型Mac miniを2023年に発表する可能性がある。Apple情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏が3月11日、デスクトップ型Macの発売計画を更新。新型iMac ProとMac Proに加えて、新型Mac miniも来年の登場になると予測している。
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2023: Mac Pro, iMac Pro and Mac mini https://t.co/NiloxXy0jv— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) 2022年3月11日
Mac StudioとStudio Displayを正確に予測したBloombergのMark Gurman氏は、「iMac Pro」やMac miniの「M2」チップモデルが年内に発表されると予測。Ming-Chi Kuo氏と一致していない。
ディスプレイ業界のサプライチェーン調査会社のCEOを務めるRoss Young氏は、Apple製品用として27インチ型ミニLEDディスプレイパネルの生産が開始されていることを指摘。27インチ型ミニLEDディスプレイを搭載したStudio Displayの上位モデル(Studio Display Pro)が6月頃に登場する可能性が高いと見ている。
Appleはイベント中、MacのAppleシリコン化について「残る製品はあと1つ。Mac Proのみです(公式字幕より)」と発言。AppleはWWDC 2020で「IntelからAppleシリコンへの移行は2年間かけて行う」と発言しており、計画どおり進んでいればMac Proは2022年に発表されるはずだ。
Ming-Chi Kuo氏は、Apple製品の仕様を正確に予測できる数少ないアナリストとして実績がある。しかしTwitterに投稿する予測は、著名ジャーナリストや他のアナリストの予測と一致しないことが増えてきた。新型MacBook AirにはM1チップの搭載を予測しているが、Mac StudioとStudio Displayの登場を正確に予測した9to5Macは「M2」チップになると主張している。
昨年8月のクオさん「新型MacBook AirはミニLED」
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今年3月のクオさん「新型MacBook AirはミニLEDじゃない」
3月7日のクオさん「2022年に新型mac mini」
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3月11日のクオさん「mac miniは2023年」
最近のクオさん前言撤回が多いですね…