iOS 14の内部ビルド、今年2月に流出か
何者かが中国のベンダーから「iOS 14」の内部ビルドが動作しているiPhone 11を数千ドルで購入し、流出か
「iOS 14」の内部ビルドは、今年2月頃に流出していた可能性が高い。MOTHERBOARDによると、何者かが中国のベンダーから「iOS 14」の内部ビルドが動作しているiPhone 11を数千ドル(数十万円)で購入。「iOS 14」の内部ビルドを抽出し、セキュリティ研究者、ハッカー、ブロガーなどに流出させたという。
リークした内部ビルドは2019年12月時点のもの
「iOS 14」の内部ビルドは2019年12月時点のもの。最初のベータ版がリリースされる半年以上前のビルドだが、開発途中のOSが第三者の手に渡ることはAppleにとって大きなリスクとなり得る。
For the uninitiated, this version of iOS 14 had already been developed in December 2019
— Majin Bu (@MajinBuOfficial) 2020年5月21日
「iOS 14」は、サードパーティ製ブラウザやメールのデフォルト指定、ホーム画面のアプリのリスト表示、壁紙機能の改良、パスワード管理機能の強化、ウィジェット機能などの情報が判明。iPhone 12のノッチ小型化、AirTagsなどの情報も発見されている。
Twitterのハッシュタグ「#appleinternal」では、「iOS 14」の内部ビルドを入手したと見られるアカウントが発見した情報が多数投稿されている。
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