Appleの純正アプリ、ついにホーム画面から非表示にすることが可能に?!
多くの人が必要としていない「株価」アプリや「コンパス」アプリ。今や全く仕事をすることなくただホーム画面に居座っている「ヒント」アプリはハッキリ言って邪魔だ。
以前、Tim Cook氏はBuzzfeed Newsとのインタビューの中でiPhoneにプリインストールされている純正アプリの一部をユーザーが削除できる仕組みを準備していることが明らかになった。
AppAdviceによると、iTunesのメタデータ内に「isFirstParty」と「isFirstPartyHideableApp」というメタキーが発見され、Appleの純正アプリがついにiPhoneのホーム画面から非表示することが可能になるのではないかと話題になっている!
「株価」や「ヒント」など純正アプリが非表示可能に?
そのメタデータのスクリーンショットは下記の通り。確かに「isFirstParty」「isFirstPartyHideableApp」というメタキーがあり、「true」と「false」を判定することができるようになっている。このことから全ての純正アプリは削除できない可能性があり、以前のインタビュー内容と一致している。
【image via AppAdvice】
さらに、学校や企業にて複数台のiPhoneやiPadを簡単に展開可能にするアプリ「Apple Configurator 2 (バージョン2.2)」の機能として一部アプリを非表示にする機能が備わっていることから、Appleが一部純正アプリを非表示にする機能を次期iOSバージョン(早ければ「WWDC 2016」でお披露目されるであろう「iOS 10」から?)に搭載される可能性もありそうだ。
純正アプリを削除不能なプリインストール型ではなくApp Store経由でダウンロード可能にすることによってメリットはある。現状、「株価」アプリや「コンパス」アプリにアップデートを配布したい場合はOSそのものをアップデートする必要があるが、ユーザーインストール型に切り替えることができればApp Storeを経由して然るべきタイミングでアップデートを配布することができる。
使わないアプリを常にホーム画面のどこかに置いておかなければならないという不便さ。今秋までにはそのストレスが解消されているかもしれない。
(via 9to5Mac)