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iOS 26の「絶対チェックするべき」新機能7選。iPhoneを買い換えなくても劇的進化

Liquid Glassデザインからライブ翻訳まで、日常を変える王道機能を厳選。これを知らなきゃiOS 26を使いこなせない

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Appleが2025年6月のWWDC 2025で発表したiOS 26は、12年ぶりとなる大規模なデザイン刷新と、日常を劇的に便利にする新機能が多数追加されている。今回は、iOS 26で「まずは絶対にチェックするべき」7つの新機能を、その内容と魅力を徹底的に掘り下げながら紹介していく。

Apple Intelligenceが2025年4月から日本語対応を開始したこともあり、iOS 26では多くの新機能が日本でも公開当初から利用できる点も見逃せない。

iOS 7以来12年ぶりの革命、「Liquid Glass」が操作体験を一新

iOS 26最大の目玉は、「Liquid Glass」と呼ばれる新しいデザイン言語だ。これはiOS 7以来12年ぶりとなる大規模なデザイン変更で、iPhoneの操作体験を根本から刷新する。

名前の通り、液体のガラスのようなデザインが特徴的だ。UI要素は半透明の素材で構成され、実際のガラスのように光や色を透過し、屈折させる。周囲のコンテンツや環境に応じて色が変化し、明暗の環境に対応して動的に調整される仕組みになっている。

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特に印象的なのが、ロック画面の時刻表示がダイナミックに変化する機能だ。壁紙の画像内容に合わせて時計の文字が変形し、犬の写真なら犬の形に合わせて表示される。

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時計を下に引き延ばすと……

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犬の背面に隠れるように時計が表示される!

通知が増えると写真の被写体が上に押し上げられ、時刻表示もそれに応じてリサイズされる様子は、まさに「液体」の名にふさわしい流動性を感じさせる。

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通知をスクロールすると……

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時計が小さくなり上の方へ流れていく

アプリアイコンも層状のガラスのようなデザインに変更され、微細な3D効果を持つようになった。「クリア」モードでは、すべてのアイコンが完全に透明なガラスとして表示され、Liquid Glassの能力を最大限に体験できる。タブバーやサイドバーも状況に応じて流れるように変形し、スクロール時に縮小してコンテンツに集中させる工夫が施されている。

Liquid Glassは、壁紙などのタイミングによっては見づらく感じることもあるが、個人的には動きのあるUIは非常に心地良く、既存端末をアップデートするだけで「新しいもの」に触れているような感覚が楽しめる。ネットでは賛否両論あるが、iOSになる前の「iPhone OS 1」から18年経った今もなお、「ホーム画面に角丸のアイコン」という基本的なデザインを踏襲しつつも新しい風を吹かせられることに驚いた。是非楽しんでもらいたい。

写真アプリが使いやすさを取り戻した「ライブラリ、お帰り!」

iOS 18で大幅に変更されて批判の多かった写真アプリが、iOS 26でよりユーザーフレンドリーな構成に回帰している。「ライブラリ」と「コレクション」の2つのタブに分離された新しい構成は、多くのユーザーが待ち望んでいた変更だ。

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キタ——(゚∀゚)——!!

「ライブラリ」タブでは、従来のiOS 17以前のような、すべての写真を一覧表示する伝統的なビューを提供する。スクリーンショットや共有写真の表示・非表示も選択可能で、まさに「写真ライブラリ、お帰り!」と言いたくなる使いやすさだ。

フィルターボタンがより見つけやすい場所に配置され、年、月、日での表示切り替えも簡単になっている。検索ボタンが画面下部に移動し、より大きく表示されるなど、細かな改善も多数施されている。

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「コレクション」タブには、iOS 18で導入された機能(ピンされたアルバム、メモリー、AI駆動の提案など)がまとめて配置されている。基本的には「ライブラリ」を開いておけば、従来通りの快適な写真管理ができる仕組みになった。

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従来の表示は「コレクション」に

iOS 26の写真アプリは、写真単体の楽しみ方の幅も広げてくれる。「空間シーン」と呼ばれる機能が実装され、被写界深度のある(≒背景がボケている)写真で有効化すると、”3D表示”してくれる。ロック画面の写真にも適用でき、”画面から浮いている”ような壁紙を楽しむことができる。

Liquid Glassで進化したカメラアプリのUI

カメラアプリは構成変更だけでなく、Liquid Glassデザインの適用により視覚的にも大きく変化している。2つのボタンによるタブバーは半透明効果を採用し、背景のコンテンツを透過して表示される。

スクロール時にインターフェース要素が適応的に変化し、より没入感のある体験を提供する。従来の複雑な単一画面レイアウトから、明確に分離された2つのセクションへの移行により、目的の機能により素早くアクセスできるようになった。

最初に表示されるのは「ビデオ」と「写真」のみで、最初は戸惑うかもしれない。しかしスワイプすれば従来の機能も表示されるため、慣れれば直感的な操作が可能だ。

スクリーンショットが検索エンジンに進化「ビジュアルインテリジェンス」

Apple Intelligenceの力を使った「ビジュアルインテリジェンス」は、iPhoneの使い方を根本から変える可能性を秘めた機能だ。スクリーンショットを撮るだけで、Apple Intelligenceが画面上のあらゆるコンテンツを瞬時に解析・検索してくれる。

例えば先日ディズニーに行ったときに撮ったこのフードの写真。フードの名前がどうしても思い出せない。
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そこで、スクリーショットを撮影。
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フードを指でなぞってApple Intelligenceに検索してもらう。すると画面下に「Googleからの画像を表示するには上へスワイプ」と表示される。
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スワイプすると、「クイニーアマン(コーヒー味)」であることを思い出す。これ、800円なんだぜ、信じられるかい?(でもめちゃくちゃ美味しかった)
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従来のスクリーンショットは「保存」が目的だったが、ビジュアルインテリジェンスでは「検索・実行」へと進化している。写っている商品をGoogleで検索したり、類似商品をオンラインショップで見つけたりといった作業が、スクリーンショット一つで完結する。

従来はカメラを向けるだけでレストラン、ランドマーク、動物、植物などを即座に識別し、詳細な情報を提供するリアルタイム検出機能が実装されていた。iOS 26からは、画面上のテキストの翻訳、要約、読み上げ、カレンダーへのイベント追加なども可能になっており、まさに「スクリーンショットが検索エンジンになる」体験だ。

スクリーンショットは従来どおりの起動方法となっており、ビジュアルインテリジェンス単体の起動方法は機種によって異なる。iPhone 15 Pro / 15 Pro Maxではアクションボタンやコントロールセンターから、iPhone 16シリーズでは新搭載の「カメラコントロール」ボタンから瞬時に起動できる。Apple Intelligenceが日本語対応済みのため、この機能も日本で問題なく利用できる点は朗報だ。

営業電話を一撃で撃退「着信スクリーニング」

How Apple commits to security on iphone 47

未知の番号からの着信を自動で判別してくれる「着信スクリーニング」は、現代人の悩みを解決する救世主的な機能だ。知らない番号からの着信時、iPhoneが自動的に「お名前と用件をお聞かせください」と質問してくれる。

発信者の回答は画面にリアルタイムで文字起こしされるため、内容を確認してから電話に出るかどうかを決められる。営業電話やスパム電話の多くは、この時点で諦めて電話を切るため、実質的に不要な着信をブロックできる仕組みだ。

英国での分析によると、年間10億回以上のスパム電話をブロックできる可能性があるという。この機能は日本語に対応しており、iPhone 11以降のすべてのiOS 26対応機種で利用できる。Apple Intelligence機能ではないため、対応機種の幅が広い点も嬉しい。

もう保留音で待たされない「保留アシスト」

電話で保留にされた際、iPhoneがユーザーの代わりに待機してくれる「保留アシスト」も画期的な機能だ。保留音を検出すると「Hold this Call?(この通話を保留しますか?)」というメッセージが表示される。

「Hold」をタップすると、保留音が停止し、通話は接続されたままバックグラウンドで継続される。ユーザーは他のアプリを使用したり、iPhone自体を放置することも可能だ。実際のオペレーターが電話に出ると、即座に通知が表示されて通話に戻れる。

コールセンターへの問い合わせが多いビジネスパーソンには特に重宝する機能だろう。この機能もApple Intelligence機能ではないため、iOS 26に対応するすべてのiPhone(iPhone 11以降)で利用できる。

ゲーム体験を統合する新アプリ「Apple Games」

iOS 26では、ゲーム体験を統合する全く新しいアプリ「Apple Games」が追加される。インストールされているすべてのゲーム(Apple Arcadeタイトルとアプリストアゲーム)を一箇所で管理できる。

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ゲーム履歴と友達の活動に基づいた個人向けのゲーム提案機能も搭載されている。Game Centerの友達活動、マルチプレイヤーゲーム、チャレンジ機能も統合されており、ゲーマーには嬉しいアップデートだ。

ホームタブには「Continue Playing」セクション、友達の実績、おすすめゲームなどが表示される。Apple Arcadeゲーム推奨、友達がプレイ中のゲーム、上位ゲームランキング、デモ版試用可能ゲームなど、様々なセクションが用意されている。

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更新日2025年09月16日
執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

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  1. 通りすがりの読者(コメントID:706386)

    正直写真アプリは前のほうが見やすかったです
    ライブラリとコレクションが最初に開くと一緒に表示されてなおかつ表示させないコレクションも選択できた
    今回はわざわざタブ入れ替えないとコレクション見れないしコレクションの中で必要ないのを非表示にできなくなったし…

  2. 通りすがりの読者(コメントID:706323)

    ドッグサイドスプラッシュリミックス見たかったなー

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