iPad、ついにマウス対応か

Mouse Support Possibly Coming to iPad 01

これが本当だとしたら、2019年トップクラスの衝撃かもしれない。

ポッドキャスト「Connected」でAppleがiPad向けのアクセシビリティ機能としてマウス対応することについて言及していたことに対し、デベロッパーのSteve Troughton-Smith氏はiPadでマウスを利用可能にする機能の開発が進められていると伝えている。

「マウス対応 ≠ カーソルが出現」という可能性も

Troughton-Smith氏はUIKitがマウスをサポートする様々なAPIを導入していることを指摘。OSがマウスに最適化されるのではなく、マウスがiPadに接続されている場合は利用できる仕組みになると説明している。

iPadのマウス対応と聞くと、手元にあるマウスがMacと同じようにそのままiPadで利用可能になることを期待してしまうが、これはあくまでもiPadのアクセシビリティ機能として提供される話の延長にある。

そもそもマウス操作とタッチ操作は技術的に見ても根本的に異なる。Macのポインタカーソルは「クリックした状態で判定」するのに対し、iOSの場合は「指を離した時に判定」する仕組み。この違いから、iPadにマウスカーソルが出現するとは考えづらい。

実は、既にiPadでマウスを利用可能にするアダプタは存在する。「Sidekick」は身体の障害によりタッチ操作が難しい人向けに「AbleNet BIGtrackトラックボールマウス」、「ChesterMouse」、「TinyMouse」などの製品に加え、USB接続型のマウスに対応。

さらに遡ると、2017年5月時点で「PointerKit」を使用して「Magic Mouse」でiPadを操作する動画が公開されていた。確かにマウスカーソルは出現し、アプリ内の操作をすることができている。

これらを踏まえた上で、具体的にどのような仕組みでマウスが利用可能になるのかは、現時点では分からない。Troughton-Smith氏は有線マウスではなく無線(Bluetooth)マウスも利用可能になり、「最低でもMagic Trackpadは対応しなければならない」とリプライでコメントしている。

アプリ単位でマウスが利用できたら便利なシーンもあるかもしれないが、「iPadのマウス対応」となれば製品としてよりMacと差別化しづらくなってしまうため、個人的にはあくまでもアクセシビリティ関連機能として提供されるのではないかと予想している。