新型iPad/iPad miniはApple Pencilに対応する可能性
今後数ヶ月以内に新モデルが登場する可能性が高まっている新しいiPadおよびiPad miniだが、デベロッパーのSteve Troughton-Smith氏によると、いずれのモデルもApple PencilおよびSmart Keyboardに対応する可能性があると指摘している。
「iPad mini 5」はSmart Keyboardに対応できるのか
「iPad (第7世代)」がApple Pencilに対応するのは、前モデルである第6世代が対応していることを考えると当然のこと。
「iPad mini 5」Apple Pencil対応するのは非常に魅力的であり、Apple Pencilを使いたいがiPadよりコンパクトで持ち運びしやすいデバイスが欲しい、というニーズに応えることができる。
iPhoneでApple Pencilが使えるようになるとは思えないが、iPad miniで使えるようになれば「少し大きくなったiPhone XS Max」と思えば全然アリではないだろうか。
問題はSmart Keyboardの対応。現行モデルにあるようにカバーと一体化する仕組みだとした場合、物理的サイズの制約により、フルサイズのキーボードが実現できない。1つ1つのキーが小さくなりすぎるため、キーボードとしての最適なユーザー体験が提供できないと考えられる。
カバーとは独立したSmart Keyboardになる可能性もあるが、「iPad mini 5」のために完全に新しい仕組みのアクセサリーを用意するということも考えづらい。本当に実現するのか、疑問である。
It's hard to glean much information about J210/J211, and J217/J218, the upcoming iPad models. It seems like both iPad sizes support a Smart Keyboard and Pencil, but it's possible that neither include Touch ID (nor Face ID). Hard to imagine Apple shipping sans TouchID unless for $
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) January 29, 2019
また、「iPad mini 5」がApple PencilやSmart Keyboardに対応するとなれば、本体の価格は値上げする可能性があることも頭に入れて置かなければならない。現状では128GBモデルのみが3色展開で45,800円(Wi-Fi)から販売されている。
すでに「iOS 12.2」からは新型iPadおよびiPod touchを示唆する情報が発見され、AppleがEECに新型iPadと見られるデバイスを6種類申請していることも確認されている。
具体的な発売時期は明確になっていないが、サプライヤーからの情報によると2019年上半期に発売されると見られている。