新型iPadおよびiPod touchを示唆する情報がiOS 12.2から発見、Face IDには非対応
Appleが新型iPadと「iPad mini 5」と見られる6種類のデバイスをEECに申請していたことがわかったが、デベロッパーSteve Troughton-Smith氏によると、「iOS 12.2」のベータ版の中にも4種類の新しいiPadおよび新しい「iPod touch」を示唆するコードが存在していることを紹介している。
4種類のセルラー/Wi-FiモデルのiPadが存在
発見されたのは「iPad 11,1」「iPad 11,2」「iPad 11,3」「iPad 11,4」の4種類となっていて、「iPad 11,1」と「iPad 11,3」が「iPad11Wifi」、「iPad 11,2」と「iPad 11,4」が「iPad11Cellular」と紐付けられている。
このことから、4種類のiPadのうち、2種類はWi-Fiモデル、2種類はセルラーモデルであると考えられ、「iPad (第7世代)」および「iPad mini 5」のことを意味しているのではないかと考えられる。
「iPod touch」を示唆していると思われる「iPod9,1」は「iProdCcrt」という要素に紐付けられている。
In theory, iOS 12.2 references four new iPads in WiFi & Cellular variants (perhaps mini, and 9.7"?), all without Face ID, and a (seventh-gen?) iPod touch with no Touch ID nor Face ID pic.twitter.com/xiJN6kmmTe
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) January 25, 2019
Troughton-Smith氏によると、発見されたiPadはいずれも「Face ID」を搭載しないモデルとなっていて、「iPod touch」は「Touch ID」および「Face ID」に対応しないとのこと。
今月半ばにはAppleが新型「iPod touch」を開発中であることが判明。App Storeで配信されている各種ゲームアプリを利用できる携帯型iOSデバイスとしての需要があるとして開発が継続されていると伝えられていた。
過去には新型「iPod touch」が「Face ID」を搭載する可能性があると伝えられていたが、最新の情報では引き続き指紋認証にも対応しない通常のホームボタンを採用するようだ。