次期「iPad Pro」は「Face ID」搭載か?!ベゼルレスに?!
KGI証券のMing Chi-Kuo氏によると、次期「iPad Pro」はTrueDepthカメラを搭載し、「Face ID」に対応する可能性があると発表している。
同氏によると、顔認証機能はあくまでも「iPad Pro」に提供され、他のiPadモデルには提供されないとのこと。「Apple Pencil」や「Smart Connector」などが「iPad Pro」限定であるように、「Face ID」もiPadの「Pro」モデル限定になると考えられる。
ホームボタンは廃止か?ベゼルレスデザインか?
Kuo氏は次期「iPad Pro」にホームボタンが搭載されるのか、「Touch ID」が提供されるかどうかについては触れられていない。
ただ、Kuo氏は「iPad Pro」に「Face ID」を提供する目的の1つとして、「iPhone X」と「iPad Pro」のユーザーエクスペリエンスを共通化することを指摘している。
「iPhone X」では「Touch ID」の代わりに「Face ID」が提供されていることや、「Touch ID」よりも「Face ID」があらゆる面において優れているとAppleが認識していることから、ホームボタンおよび「Touch ID」は次期「iPad Pro」でも廃止されると予想できる。
現状、「Face ID」は1人の顔しか登録できないが、「iPad Pro」に搭載される頃には複数人を登録可能にする機能も提供されていることも十分ありうる。
ホームボタン廃止に伴い、本体のベゼルも「iPhone X」のように薄くなると考えられ、以前紹介したコンセプトイメージのような外観になるかもしれない。
また、AppleはTrueDepthカメラを「iPad Pro」でも搭載することによって、デベロッパーにもっと活用してもらえることを期待している模様。来年以降、被写界深度を活かしたアプリが次々と登場するかもしれない。
次期「iPad Pro」がいつ頃発表されるかは不明。10.5インチ型「iPad Pro」は今年6月に「WWDC 2017」で発表された。
(via 9to5Mac)