Apple初のディスプレイ内蔵型Face ID搭載デバイス、折畳iPad Proか
18.8インチ大画面モデルのプロトタイプ情報が浮上、2027年発売の可能性も
Appleが開発中と噂される折畳iPad Proのプロトタイプが、ディスプレイ内蔵型Face ID技術を搭載している可能性がある。Weiboで情報発信を行うリーカーDigital Chat Stationが最新情報として明らかにした。
このプロトタイプは18.8インチの折畳ディスプレイを採用し、Face IDの送受信コンポーネントを統合した「金属超構造レンズ」を備えているという。これによりディスプレイ下に顔認証システムを配置することが可能になるとされている。ただし、リーカーはそれ以上の詳細情報は提供していない。
折畳デバイスをめぐるAppleの動向
折畳iPadやMacBookの開発に関する噂は以前から複数存在している。これまでの情報では、Appleが開発中の折畳デバイスがiPadなのかMacなのか明確ではなかったが、どちらのオペレーティングシステムを採用するかによって、両方の可能性が考えられる。
ディスプレイサプライチェーン調査会社のDSCCによると、Appleは2027年にOLEDディスプレイを搭載した18.8インチの折畳iPad Proを発売する計画だという。一方、サプライチェーンアナリストのMing-Chi Kuo氏は、LGが20.2インチまたは18.8インチの折畳スクリーンを搭載したMacBook向けディスプレイパネルの量産を2025年第4四半期に開始することを目指していると主張している。
The Wall Street Journalの2024年12月の報道によれば、Appleは「ラップトップとして機能することを意図した」より大型の折畳デバイスを開発中で、展開時のサイズは約19インチになるとされている。
また、Bloombergの人気ジャーナリストMark Gurman氏も開発中の折畳iPadについて言及しており、この「巨大な」タブレットは2028年に発売されると示唆している。Gurman氏によれば、Appleは折畳デバイスに折り目を作りたくないと考えており、代わりに1枚のガラスのように見えるようにしたいという。
ディスプレイ内蔵型Face IDとiPhoneの動向
ディスプレイ内蔵型Face IDについては、数年前から将来のiPhone向けに噂されてきたが、これまで実現には至っていない。今回の噂は、Appleの折畳計画の文脈でディスプレイ内蔵型Face IDに言及した初めてのものだ。
一方で、Appleは2026年後半に発売予定のブックスタイルの折畳iPhoneも開発中とされている。このモデルは折り目のないディスプレイを特徴とし、Face IDではなく、最近のiPad AirやiPad miniモデルと同様に、内部スペースの制約からサイドボタンにTouch IDを統合するとの情報もある。
Appleの折畳デバイス戦略は、同社が長年にわたって慎重に検討してきた分野だ。競合他社がすでに複数の折畳スマートフォンやタブレットを市場に投入している中、Appleは技術的完成度を重視し、独自のアプローチで市場参入を目指していると見られる。
(Source: MacRumors)
折り畳みスマホってまぁその値段はしてもうんって感じのギミックであるけどその値段の元を取れるだけの期間使う前に壊れそうなギミックなんですよね…
いきそうですよね………
18.8インチか、結構なお値段になりそーっすね
30万くらいだろうか?