「Face ID」搭載のiPad Pro、「WWDC 2018」で発表か
「Face ID」搭載のiPad Proは2018年第2四半期に発表されるとし、「WWDC 2018」で披露される可能性があるとBarron’sがRosenblatt証券のアナリストJun Zhang氏からの予想として伝えている。
「WWDC 2018」の開催日程は6月4日〜8日になると見られている。Appleは昨年、iPad Proの10.5インチモデルおよび12.9インチモデルを「WWDC 2017」で正式発表している。
10.5インチモデルと12.9インチモデルが用意される?!
Zhang氏によると、次期iPad Proはより薄くなったベゼルを採用し、ホームボタンを完全に廃止すると予想。明言はされていないが、MacRumorsは10.5インチモデルおよび12.9インチモデルが用意されると予想している。
価格を抑えるため、「iPhone X」のように有機ELディスプレイは採用せず、従来と同様に液晶ディスプレイになる見通し。ノッチ(切り欠き)が用意されるのか、TrueDepthカメラに必要な幅を用意したベゼルが画面上部を覆うようなデザインになるのかは明らかになっていない。
次期iPad Proは「Face ID」搭載は2017年10月にKGI証券のMing-Chi Kuo氏によって明らかになり、11月にはBloombergも「iPhone X」のようなベゼルレスデザインを採用し、「Face ID」に対応したiPad Proのハイエンドモデルの開発を進めている、と報じていた。
ただし、発売時期は今回報じられている予想とは一致せず、Bloombergは2018年9月に登場すると予想。
TrueDepthカメラのアップデートは必要不可欠では?
今年1月には「Face ID」対応のiPadに関する情報が「iOS 11.3」内に発見され、2月にはユーラシア経済委員会の申請書類からAppleが新型iPadを2モデル準備していることが判明。
次期モデルは現行モデルをさらに上回る性能を持つチップを搭載すると予想され、価格もTrueDepthカメラを搭載する分、値上がりするものと見られる。
気になるのはTrueDepthカメラとiPadの相性。現状、「iPhone X」では認証できる向きおよび範囲が非常に限られ、iPadのように縦向きと横向きを頻繁に切り替えるようなデバイスは、どちらの向きでも利用できる必要がある。
「WWDC 2018」に発表する場合、それまでにTrueDepthカメラがアップデートされるのだろうか。
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