新型「Mac Pro」とApple純正ディスプレイ、「WWDC 2019」で発表か
Appleは以前から開発に着手していることを明言していた、モジュラー式の新型「Mac Pro」を「WWDC 2019」で披露する可能性があるとBloombergが報じている。
当日は同時にコードネーム「J290」で呼ばれているApple純正の外付けディスプレイも準備しているとのこと。同ディスプレイはHDRをサポートすると言われているが、詳細については明らかになっていない。
ついにAppleが本気を出したプロマシーンがお披露目か
Appleは過去に「Mac Pro」を2019年に正式発表すると明言。具体的な仕様やデザインについては言及していないが、モジュラー式になることは明らかにしている。
未だにどのような形になるか分かっていないが、今年2月にYouTubeアカウント「Tailosive Tech」が新しい「Mac Pro」はモジュラーユニット同士を接続するための独自のデータ通信用端子が用意され、タワー型に重ねる仕組みになることを明らかにしていた。
必要とする構成に応じて対応するモジュラーユニットを積み重ねるする形になるとのことで、それぞれ独立した電源および冷却機能を持っていると伝えられていた。テスト中のプロトタイプは「Thunderbolt 4」を搭載していたとの情報もある。
Appleの純正ディスプレイに関しては、2月にMing-Chi Kuo氏が31.5インチ型で6K解像度になると予想。Mini LEDに似たバックライトデザインを採用するという。
これらのデバイスについては、Appleも本気で取り組んでいるとされ、プロ向けハードウェア専用の部署「Pro Workflow Team」を用意して開発を進めている。
WWDCはデベロッパーのためのイベント。プロが集結するイベントでプロ向けのマシーンをお披露目するには絶好の機会だ。
気になるのは価格。目が飛び出すような価格帯になるかもしれないが、プロシューマーではなくプロ向けのマシーンであることは念頭に置いておきましょう。