「Apple Pay」のウェブサイト用決済対応、「WWDC 2016」で発表か?!
今後はアプリのないECサイトでも「Touch ID」でサクッと買い物をすることができるかも?!
Digital Trendsによると、Appleは「WWDC 2016」にて「Apple Pay」のウェブサイト用オンライン決済サービス対応を発表すると報じている!
iOSデバイスだけではなくMacでも利用できるか注目
アプリの場合、多くは決済情報や個人情報をアプリ内に保管し、「Apple Pay」に対応していれば決済時は「Touch ID」で買い物が完了する。これはアプリだからできる技であり、現状、Safariなどブラウザで決済を行う場合はID/パスワードの入力以外選択肢が無かった。
「Apple Pay」がウェブサイトの決済に対応すればアプリ同様に「Touch ID」で決済することができる。既にある同様のサービスを提供しているのは「PayPal」。後発となる「Apple Pay」のウェブサイト対応だが、「Touch ID」が利用でき、ユーザーの操作が楽という点では優位性があり、浸透する余地はある。
気になるのは「Apple Pay」のウェブサイト用決済対応はiOSデバイスに限定されるのかどうか。現状、「Touch ID」が利用できるのはiOSに限定されるが、新型MacBook Proは「Touch ID」に対応すると噂されている。
また、以前、「OS X 10.12」(名称は今回から「macOS 10.12」になる可能性が高い)ではMacのロック解除をiPhoneの「Touch ID」を利用して行う機能を提供するとも報じられている。
なんだかんだで「Touch ID」は便利だ。そしてID/パスワードを入力するのは手間だ。特に「1Password」を使っているとセキュリティ強化のために必要以上に長く複雑にしているパスワードを毎回打つのは面倒だ。
iOSとOS X(macOS)は毎年歩み寄っている。「Apple Pay」のウェブサイト対応含めて、「WWDC 2016」ではどのようなソフトウェアの発表があるのか、楽しみだ!
(via MacRumors)