M3 Ultra Mac Studioは2024年半ばに発表か。あれ、Mac Proは?
32コアCPUと80コアGPUの構成が用意されているとの噂
M3 Ultraチップを搭載した新型Mac Studioは、2024年半ばに発表される可能性がある。
台湾の調査会社TrendForceの最新調査結果によると、TSMCの第2世代3nmプロセスが2024年末までに稼働率が80%になるという。TSMCの第2世代3nmプロセスは、2024年の新型iPhoneの上位モデル(iPhone 16 Pro)に搭載されると噂の「A18 Pro」チップのほか、M3 Maxチップをさらに上回る性能を持つ「M3 Ultra」チップに採用されると予測している。
「M3 Ultra」チップは新型Mac Studioに搭載され2024年半ばの発表を予想している。チップの詳細は明らかにしていないが、Apple情報に詳しいBloombergの人気ジャーナリストMark Gurman氏は32コアCPUと80コアGPUの構成を伝えていた。M3 Maxチップは、最大でも16コアCPUと40コアGPUの構成となっており、正しくスケーリングに成功していれば、約2倍の性能が期待できる。
TrendForceによると、「M3 Ultra」はTSMCの新しい3nmプロセス「N3E」を採用する。M3、M3 Pro、M3 Maxチップは「N3B」プロセスが採用されており、異なるプロセスの採用にApple専門メディアMacRumorsは疑問を呈している。N3EのほうがN3Bより性能および歩留まりが優れているが「実質的に2つのM4 Maxを組み合わせた状態になる」と、M3シリーズとして一貫性がなくなると指摘している。
なおTrendForceは「M3 Ultra」チップを搭載したMac Studioには言及しているが、Mac Proについては言及していない。
(Source: ICsmart via TrendForce via MacRumors)