新型Mac Pro、GPUはユーザーアップグレード不可。RAMも非対応
Mac Studioとの違いは「冷却性能によるパフォーマンスの向上」
Appleシリコンチップを搭載した新型Mac Proは、ユーザー自身がグラフィックボードを交換できない仕様の可能性が高い。Apple情報に精通したBloombergのMark Gurman記者が明らかにした。メモリ(RAM)のユーザー拡張も非対応であると明かしている。唯一ユーザー交換が可能になるパーツはストレージだ。
AppleシリコンMacは、外付けされたグラフィックカードを利用する仕組み(eGPU)に非対応。新型Mac Proも他のAppleシリコンMac同様に、Appleが用意した既存の構成から選ぶ必要がありそうだ。
なお新型Mac Proは最大76コアGPUが選択できるという。現在のラインアップで最高峰のスペックを誇るMac Studioに搭載されているM1 Ultraチップは、最大64コアGPUが選択できる。
新型Mac Proのデザインは、現行モデルと同じ。搭載チップは、M1 Ultraチップを進化させたM2 Ultraチップ。Gurman氏は、Mac Studioとの主な違いは「冷却性能によるパフォーマンスの向上になるだろう」と予測している。
That will leave storage as the main user-upgradeable component in the new Mac Pro, which will have the same design as the current, Intel model. The big difference between a Mac Pro and a Mac Studio — in addition to M1 Ultra to M2 Ultra — should be performance from more cooling.
— Mark Gurman (@markgurman) 2023年1月26日