CIO製モバイルバッテリーで発火事象、対象製品を自主回収へ
製造工程での品質管理不備が原因、全額返金で対応
CIOは1月27日、モバイルバッテリー「SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi2 & Cable」において日本国内で発火事象が発生したことを受け、対象製品の自主回収と返金を開始した。
発火の原因は、バッテリーセル製造時の品質管理の不備にある。セル製造サプライヤーが実施した再攪拌プロセスにより、負極に塗布するスラリーの粘度が基準値を下回り、内部短絡のリスクが発生した。
対象製品と補償
回収対象は「CIO-MB20W2C-5K-EX01」および「CIO-MB20W2C-5000-EX01」の特定シリアルナンバー製品。対象製品の所有者には5,980円(税込)が返金される。
安全対策
CIOは即座に新規出荷および販売を停止。他のSMARTCOBY Exシリーズには影響がないことを確認している。再発防止として、セル製造工程の監査体制強化とテスト基準の厳格化を進めている。
対象製品の所有者は、専用オンラインフォームから返金手続きが可能。製品に関する問い合わせは、平日10時から18時まで専用窓口(0120-337-304)で受け付けている。
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