「iPhone 6/6 Plus」のために並ぶ中国人のドキュメンタリーを見ているととても複雑な気持ちに
「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」を購入するためにApple Storeに立ち寄った人であれば、例年とは全く違う光景に愕然とした人も多いだろう。
毎年、Appleが発表した新しいiPhoneを一刻でも早く手に入れようと夜通し並び、徹夜明けとは思えないハイテンションで店に入り、手続きをして満面の笑みで店を後にする。これがAppleファンにとっては恒例のイベントだった。
今年は殺伐とした空気の漂う行列。笑顔が全くなく、そもそも飛び交う言葉も一切理解できない。
テレビでも報じられているようなので、知っている人も多いと思うが、新型iPhoneがまだ中国で発売できていないことを受け、転売目的で並んでいる数百人の中国人が列の先頭を占めるという、異例の事態が発生していた。僕も「iPhone 6 Plus」を受け取るために渋谷のApple Storeに行った時は、あまりにもテンションの低い行列に恐怖さえも感じた。
今並んでる人見てて盛り上がりのなさに悲しくなっている。渋谷に並んでる人たちの列の前の方にいる人たちの会話を聞いているとほぼほぼ中国語がメイン。これで彼らがワクワクしながら端末を使うならいいけど、ただ転売するためだけに並んでるなら……他の欲しい人に譲ってあげてほしいなぁって切に思う
— g.O.R.i (@planetofgori) 2014, 9月 19
都内のApple Storeはどこも同様の状況が見られ話題となっていたが、これは何も日本に限った話ではない。アメリカでも同様に中国人が殺到し、オープンと同時に拍手で向かえる店員さんに対し、笑顔の1つも見せない中国人集団が入店していったようだ。
ニューヨークにあるソーホーのApple Storeで「iPhone 6/6 Plus」のために並ぶ中国人のドキュメンタリーが公開されていたので、紹介する。
ニューヨークでも警察沙汰、手錠をかけられ逮捕される女性も
転売目的の中国人のマナーが酷いと言われていたが、やはりニューヨークで並んでいる人達も公共の場で並んでいるとは思えない態度にただただ呆然とする。道端で平気で寝たり、ゴミを放置したりなど、見ているだけでとても残念な気持ちになる。警察も出動し、揉める場面も映されている。
結局この女性は手錠をかけられ、パトカーでどこかに連れて行かれてしまったようだ。
ドキュメンタリー内では並んでいる中国人にインタビューをしているが、あくまでも自分のために並んでいると言い張り、転売目的であるとは言わない。依頼人にはしっかりと教育されている模様。ただし、iPhoneを手に入れた直後の様子を見ていると、明らかに怪しい光景が。
きっと中国人も金儲けができるビッグチャンスが到来したという気持ちで並んでいるのかもしれないが、僕はとても複雑な気持ちだ。生活レベルを上げるための手段として転売目的のiPhone購入に踏み切った彼らだが、その行為が多くの人を不快にし、中国人全体に対する印象を悪くしている可能性があることに多少は関心を持って欲しいと思った。
新しいiPhoneを手に入れたいのに転売屋によって手に入れられなかった人達がいる。せめて、転売された「iPhone 6」や「iPhone 6 Plus」を手に入れた中国人が新型iPhoneをとてつもなく喜んでくれていると願いたい。大喜びしながら友達に自慢して走り回っているなら、多少は見方が変わるかもしれない。
ドキュメンタリーは以下からどうぞ!
(via TIME)
なんだろ……。
少し逮捕の理由もおかしいし、なんかアメリカの警察は一歩的すぎるなー。
でも一部の中国人の行動が酷いのも理解を示す。
自分は日本生まれだけそ両親が中国人だからかなり複雑。
前なんか、中国から旅行に来た友達と銀座で中国語話していただけで、変な人に怒鳴られた……。ちなみに自分の中国語はかなり下手 汗
でも中国に行けば、たまに日本鬼子って呼ばれちゃうし。
個人的にはお互いに分かり合えたらいいのにな