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iPhone 8 (PRODUCT) RED Special Edition レビュー

昨年の"欠点"を克服し、赤×黒で復活したホームボタン型iPhoneのフィナーレ

昨年の「iPhone 7 (PRODUCT) RED Special Edition」に引き続き、今年も(PRODUCT)REDモデルが登場した。

iPhone 8 (PRODUCT) RED Special Edition」の中身は昨年9月に登場したiPhone 8と全く同じ。「A11 Bionic」、1,200万画素/700万画素カメラ、64GB/256GBモデル、IP67防水防滴仕様、ワイヤレス充電・高速充電に対応している。

2回目の(PRODUCT)REDモデルの登場となると感動は多少薄れているかもしれないが、昨年モデルの”欠点”を見事克服し、より完成度の高いモデルとして再登場した!

(PRODUCT) RED」とは何なのかを改めて解説するとともに、今回購入したiPhone 8 (PRODUCT) RED Special Edition」の美しい外観を写真で紹介する!

「(PRODUCT) RED」とは

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今回発表された「iPhone 8 (PRODUCT) RED Special Edition」の「赤」には重要な意味がある。

製品名にある通り、Appleの赤いカラーモデルは(PRODUCT) RED製品と名付けられている。

(PRODUCT)RED製品の売上げの一部は直接、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)のHIV/AIDS助成金に送られ、特に母親から新生児へのウイルス感染の排除を目的とした検査、カウンセリング、治療、予防のための各種プログラムの資金として利用されている。

Appleは、2006年に(RED)パートナー企業となって以来、同グローバルファンドに対して1億6000万ドル以上の寄付を実施し、グローバルファンドに対する最大の支援企業として協力している。

(RED)とは、は、グローバル消費財メーカーが、(PRODUCT)RED という共通ブランドの商品を開発・販売することで挙げた収益の一部を世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)に寄付することによって、 アフリカのエイズ対策プログラムを支援する仕組み

via プロダクト(RED) | FGFJ – グローバルファンド日本委員会

(PRODUCT) REDは共通ブランドとなっていて、Apple以外にもコカ・コーラ、スターバックス、ナイキ、アメリカン・エキスプレスなどの幅広い業種の企業が参加している。

赤がより濃厚に、よりビビッドに!迫力のあるカラーに

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iPhone 8 (PRODUCT) RED Special Edition」は「iPhone 7 (PRODUCT) RED Special Edition」と同じ(PRODUCT)REDモデルではあるが、外観は両モデルを並べるとその違いは一目瞭然。

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光の当たり方でどちらも色味は変化するが、筐体がアルミ製からガラス製に変わったことでより濃厚な、より深みのある赤になった、という印象を受ける。

昨年のモデルが上品で落ち着いた大人びたカラーだとしたら、今年のモデルはよりビビッドで迫力のあるカラーになった。実物は想像以上に赤々としている。

AppleロゴおよびiPhoneの文字は、写り方によっては黒く見えるかもしれないがいずれも鏡面仕上がり。赤とのバランスも相変わらず美しい。

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昨年から本体上部にあったアンテナラインが消え、より一体感のあるデザインになっているのはiPhone 8のその他カラーモデルと同様。左右に上下2つずつ細いラインがあるだけで、昨年に比べると全く気にならない。

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ガラス製の筐体になりワイヤレス充電に対応することは大きな魅力ではあるが、その代わり、本体への指紋はそれなりに目立つ。とは言え、この美しいボディに全体を覆うようなケースを付けるのはハッキリ言ってナンセンス。どうしても付けたい場合はAppleロゴも活かしつつオシャレに装飾できる「AndMesh Mesh Case」がオススメ。

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念願の黒いベゼル!より一体感が増した画面側

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昨年のモデルはディスプレイのベゼルカラーが白であることに対し、一部でブーイングが起こっていた。僕自身も白ベゼルだと画面を見る時にベゼルが目立ち、気になってコンテンツに集中することができなくなるため、断然黒ベゼル派

その”欠点”が、今年のモデルでは見直され、「iPhone 8 (PRODUCT) RED Special Edition」は黒ベゼルに。やはり黒ベゼルだとディスプレイも広く見え、端末としての魅力が増したと感じる。

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昨年の「iPhone 7 (PRODUCT) RED Special Edition」と「iPhone 8 (PRODUCT) RED Special Edition」を並べてみると、僕はやはり黒ベゼルの方が好みだ。

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「iPhone X」にもこの(PRODUCT)REDモデルが欲しかった

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iPhone 8 (PRODUCT) RED Special Edition」は言うまでもなく、美しい。当初は僕自身も「昨年モデルを見ているので今年はいいかな」と見送っていたが、改めて実機を手にした結果、とてつもなく満足度が高い。実に不思議な気持ちで、無かったはず物欲が満たされている自分がいる。

iPhone X」の(PRODUCT)REDモデルが登場していたら危なかった。高価すぎることを理由として想定以下の売れ行きだとされている「iPhone X」の2台目を買ってしまっていたかもしれない。

その一方で、やはり出してほしかったという気持ちもある。存在が確認されたゴールドモデルよりも遥かに(PRODUCT)REDモデルの方が魅力的だ。

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ところで、「iPhone 8 (PRODUCT) RED Special Edition」は「買い」か?

これからiPhone 8またはiPhone 8 Plusを購入しようとしていて、赤モデルが気に入ったという人は今すぐ購入するべし。赤の色合いにこだわりがある人は最寄りのApple Storeで見てみることをオススメする。

また、ホームボタンのあるiPhoneが欲しいという人も要チェック。2018年のiPhoneは全モデルが「Face ID」に対応するとされていることから、ホームボタンを搭載する新しいiPhoneはこの(PROUCT)REDモデルが最後になるだろう。

ちなみに、「iPhone 7 (PRODUCT) RED Special Edition」は「iPhone X」および「iPhone 8/8 Plus」の正式発表と同時に販売終了。今年も同様の流れになる可能性があるので、気になっている人は秋までに決断するべし!

それでは本記事で紹介しきれなかった「iPhone 8 (PRODUCT) RED Special Edition」の写真全34枚をどうぞご覧あれ!

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更新日2019年05月28日
執筆者g.O.R.i
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