macOS Catalina 10.15.4の不具合:Macがスリープから復帰後に強制再起動する問題が発生中
SMCリセットまたはCombo Updateの適用で動作が安定するとの報告も
「macOS Catalina 10.15.4」をインストールしたMacでスリープから復帰後、強制的に再起動する問題が発生している。インストールした直後から動作が不安定で、スリープからの復帰でクラッシュする問題が何度も発生していた。
macOS Catalina 最新版、かなり動作不安定になったよね?笑。
— g.O.R.i(ゴリミー管理人) (@planetofgori) 2020年3月25日
またMac復帰失敗した……1〜2時間以上放置しスリープから復帰しようとするとクラッシュするな……
— g.O.R.i(ゴリミー管理人) (@planetofgori) 2020年3月26日
「AppleIntelFramebuffer」の「setPowerState」がタイムアウト
使用しているMacは16インチ型MacBook Pro(2019)。「Caldigit TS3 Plus」を介して2枚の4Kディスプレイを出力して使っている。周辺機器との相性も疑ったが、単体でも発生した。なお「macOS Catalina 10.15.3」では問題は起きていない。
問題レポートには「AppleIntelFramebuffer」の「setPowerState」がタイムアウトしていると書かれている。読み取る限りでは、CPU関連の電源管理システムに異常が起きているようだ。
Twitterには同様の報告をしている人も確認できた。
ウチもです。フォーラムに、ハイバーネートしないようにすれば大丈夫みたいに書いてあるんだけど、それでもウチではダメですね
— 関 信浩 (@NobuhiroSeki) 2020年4月3日
(通りがかりのものですが、)手元のMac mini(Late 2012)でOSアップデート後に同じ現象が起きています。きちんと再現性など解析はしていませんが…
— Soichiro Iga 伊賀聡一郎 (@igaiga) 2020年4月3日
やっぱりうちだけじゃなかった…。macOSのスリープ中、もしくはスリープ復帰時の強制再起動。 https://t.co/p2RXzg8Wmq
— 松村太郎 #アンカー本 (@taromatsumura) 2020年4月3日
解決方法はSMCリセットとCombo Updateの適用
MacRumorsのフォーラムでも同じ問題が報告されている。MacBook ProだけではなくMac mini(2018)でも発生するようだ。解決策として、SMCリセットと「macOS Catalina 10.15.4 Combo Update」の適用が効果的と書かれている。
僕の場合、「システム環境設定」の「省エネルギー」項目にある「電源アダプタに接続中にPower Napをオンにする」を無効化したことで発生する頻度が下がった。
macOS Catalinaは過去数年で類を見ないほど完成度が低く、仕上がりはボロボロ。「macOS Catalina 10.15.2」以降、動作の安定感は増したものの不具合の報告は絶えない。
今年発表されるmacOSの新バージョンは、新機能の優先度は下げ、徹底した品質管理および向上を願いたい。
macOS Catalinaは半年経っても基本的なバグが直らなかったり、新たに出てきたりするので、本当にうんざり。スリープから正常に復帰しないなんて論外of論外でしょ。キーボードと同じぐらい欠陥。
今年はもう何も新機能を追加せずに「当たり前のように当たり前のことができるOS」として発表してほしい。
— g.O.R.i(ゴリミー管理人) (@planetofgori) 2020年4月3日
10.15.6でもまだ解決されていません。
10.15.6で修正された可能性が高いです!!!
これこれ。これやん〜。この問題起きてて困ってたのよ〜
ご返信ありがとうございます。
公式フォーラムにもあるのですが、Mac mini 2018のMojaveで起きています。MacBook Proなど他の機種では起きているものといないものがあるようで、T2チップが原因説(MBP・MBAともに2018年以降製)や、Safari引き金説が出ていますが、よくわかりません。
昨日出た003を適用し、最小構成・クリーンインストール直後の状態で検証しましたが、まだ症状が出ています。
最初は外部機器や特定のアプリが原因かと思ったんですが…本当に困りました。
ありがとうございます。
↓Appleフォーラム Mac mini 2018 mojave 10.14.6 ユーザーで security update 2020-002適用後にバグ頻発
https://discussionsjapan.apple.com/thread/251281751
13″MBP2017とMBA2020が現役で動いていますが、このような経験はありません。
コメントから記事を見て初めて知ったくらいです。
メーカーが対応しないか遅れている現状においては、どの設定を変更した段階で現象が起きるのか、どのアプリをインストールした段階でそうなるのか検証してみてはどうでしょうか?
Mojaveでも起きています。
しかもロジックボードやられ、4万払って修理してもなおらず。
BridgeOS firmwareのバージョンが問題で、2020-002アップデートまたはクリーンインストールや修理や新規購入?などでこのバージョンが一度最新になってしまうと、なにをやってもスリープや起動時をはじめとした再起動カーネルパニック祭りになるようです。
海外のフォーラムや掲示板も散々調べました。
Appleには早く対応して欲しいです。
これまだ頻発してます、、、、
いつも拝見させていただいております。今回のOSは本当に史上最悪OSですね。Air2020購入すぐまともにスリープ復帰しません。私の場合はなぜかモニターを2度開け閉めすると画面がつきます。たまに再起動も勝手になります。毎年メジャーアップデートしなくていいですよ本当に。安定なOSであれば十分です。
されていない気がしますね……僕はPowerNapを無効化してスリープ復帰後の強制再起動は全くなくなりましたが、今度はMacを触ってもいない時に突然クラッシュするという意味不明な不具合に遭遇するようになりました……
これまだ修正されてないですよね?
僕もバックグラウンドで処理してくれる分には、使い始める時にそれらの処理が終わっていることになるしいいかもなって思ってオンにしてたんですけど、最新のアップデートだと駄目になりますね……とりあえずSMCリセットしてみて、ダメそうだったらCombo Updateに賭けます…
なんか電源管理周りの動作が圧倒的に怪しいんですよね……
本当にmacOS Catalinaにしてから不具合多いですね。
PowerNapをONにしていると本体が暖かくなる問題がいまだに解決されてません。
OFFにすると問題ないので取り敢えずはOFFにして使ってます。
早く直して欲しいですね。
いつも楽しく読ませていただいてます。
このポストとは直接関係ないかもですが、2週間前に購入した16インチMBP、しばらくは問題なかったのだけれど、満充電の状態で蓋を閉じて朝になったらバッテリーが空になっていた、という現象が3日前に発生しました。
ハイバネートには入っていなくて、電源を入れたらコールドブートになりました。バッテリーを使い切ったところでストンと落ちたような感じっぽいです。
その後も蓋を閉じているとどんどんバッテリーが減っていく状態が続いたので、起動しているアプリを順番に終了させていってみると、Parallels(Windows10を実行)を終了させたらバッテリーが減らなくなりました。
けれども、この現象が始まる前からParallelsはずっと起動させていてバッテリーが減るようなことはなかったので、真因はわかりません。タイミング的にはやっぱりCatalina 10.15.4のせいかとは思うのですが。
Catalina、ほんと不具合多すぎですよね。
10.15.4にしたら、起動時の画面の時に、1秒ぐらい、一旦画面が落ちてからログイン画面に進むようになったのですが、これは仕様変更なのかバグなのか気持ち悪いです。
同じ方いますかね??
また、スリープ・シャットダウンの反応のキレも悪いです。
バージョンによるバグなら改善されると良いのですが…