写真撮影で最も使うカメラはスマホ、10代女性は96.8%ーーMMD研究所
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もう今の時代、「携帯電話」や「ケータイ」と言う言葉は「スマートフォン」のことを指していることが多い。数年まで主流だった携帯電話は「ガラケー」と呼ばれるようになった。
一方、「カメラ」という言葉に関しても似たようなことが言えるかもしれない。MMD研究所が15歳から54歳までの男女2,659人を対象に「スマートフォンカメラの利用に関する調査」を実施した結果、写真撮影で最もよく使うカメラは「スマートフォンのカメラ」で84.9%もいることが判明。10代女性に限定すると96.8%にまで上ることが明らかになった!
スマホでよく撮影するのは「家族・友達・恋人」
10代に限らず調査対象となった年齢層のほとんどがカメラとしてスマートフォンのカメラを使用していると回答。女性に関してはどの年代も8割以上、男性でも7割以上をキープ。
ではみなさんは一体スマートフォンのカメラで何を撮っているのだろうか。最も多かったのは「家族・友達・恋人」。女性は6割近くが、男性でも4割以上が回答。一方、男性は自然や町並みなどの風景を取る傾向が強く、男女ともに文章や書類を撮るために使っていることが分かった。
写真を撮った後はやはり共有しないわけにはいかない。FacebookやTwitter、Instagramに投稿する人も一定数いるが、最も多かったのはLINEなどのチャットアプリで共有する人。共有しない人を上回る結果となった。
写真加工アプリは多数あるが、そもそも加工経験が無いという人は予想通り高めの年齢層に多め。10代女性は94.2%もの人が加工経験ありと答えている。
気になるのは、みんなが写真をどのように加工しているのか。再度・明暗・色の調整が4人に1人、文字やスタンプ、フレームなどを入れる人とフィルターをかける人は同程度だった。
カメラの性能は年々向上しているが、実際のユーザーに求められている機能は一体何なのか。声が最も多かったのはズーム機能と暗所の撮影。ピント合わせや手ブレ機能を求めてる声も多い。
調査結果の詳細は下記からどうぞ!