子どもが尊敬するのはお母さんという調査結果ーーお父さんを上回る
博報堂生活総合研究所によると、「母親は尊敬する人」が「父親は尊敬する人」を上回ったことが明らかになった。
この調査は10年ごとに子どもの意識や行動の長期的変化を調べるために行われているもの。父親を尊敬すると答えた子どもの数は20年前の1997年から横ばい、10年前の2007年からは右肩下がりとなっている。一方、母親を尊敬すると答えた子ども数は1997年から伸び続けているようで、過去最高の68.1%を記録。
博報堂生活総合研究所は「家事をしつつ、仕事でも活躍している母親が増えているためではないか」と分析しているが、言われてみれば当然のことかもしれない。いくら父親の稼ぎが家計を支えていたとしても、仕事オンリーな父親よりも家事&仕事な母親の方が子どもに近い存在であり、すごいと思われる気がしてならない。
僕ら男がどう思っているかは別として、父親が仕事だけをすれば良いという時代は終わり、父親も積極的に家事や育児に参加することが新しい常識になっているのかもしれない。
限られた時間の中でできることをゲーム感覚で楽しむ
僕は自宅で仕事をしていることが多く、家事や育児を手伝わないという選択肢自体が存在していないと思っているが、会社勤めの人はできることは限られているはず。
それでもできることは必ずあるはず。例えば僕は外出の予定がある日は少し早めに起き、掃除機と犬の世話を済ませるようにしている。最近はできていないが、「風呂を沸かしている間に溜まった洗濯物をどれだけ畳めるか1人選手権」を行ったり、「洗った食器を美しく水切りカゴに配置できるか1人選手権」などをやっている。袖の短いTシャツを畳むのって、結構難しくない?!
1番楽しいのはロボット掃除機と掃除機対決。機械相手に「ロボットが人間に勝つなんて100億年早いぜ!」と吐き捨て、ライバル意識をメラメラさせながら圧倒的なスピードと精度で部屋を掃除するのだ。勝負にならないことが分かってしまったので最近はやっていないが、優秀なモデルが手元にあるのであれば「ロボット掃除機と手分け」して掃除するのも楽しいかもしれない。
家事は仕事に通じる部分がある。様々な案件を同時並行で管理しながらいかに効率的に作業を進めるか。きっと仕事がバリバリできる人は家の中のこともバリバリこなせるはずなので、単に面倒だと思っている男性の皆さんもできることを積極的にやっていきましょう!
(via 時事ドットコム)