沖縄1人旅行:問題の軽石、想像していたよりも酷かった
軽石の影響で、船舶の航行、漁業、観光等において様々な被害が出ている
沖縄が、軽石によって船舶の航行、漁業、観光等において様々な被害が出ていることは知っているだろうか。原因は、今年8月に発生した小笠原諸島・福徳岡ノ場の海底火山噴火に由来する。沖縄県は、「発生した大量の軽石は今後も県全域の広い範囲で繰り返し漂流・漂着することが予想され、早急かつ継続的な対応が必要」と説明している。
今年11月に1人で沖縄を訪れた際に、軽石の現状を目の当たりにした。沖縄の綺麗な海に、泥のような塊が浮いているのだ。最初は波が押し寄せているかと思ったが、近くで見ると小さい粒が塊となっている。
FNNプライムオンラインによると、軽石除去に海底の砂利を取り運ぶための船が投入。10日間で10トントラック350台分に相当する軽石を集めており、1月上旬まで作業を続ける予定だという。
以下に11月上旬時点で撮影した、軽石の写真を載せておく。
シェラトン沖縄 サンマリーナリゾートの軽石
これは、シェラトン沖縄 サンマリーナリゾートの海で撮影したもの。浮いている物体こそが、軽石なのだ。美しい海の奥に茶色い塊がプカプカと浮いている。
古宇利大橋の軽石
古宇利大橋の手前にある海岸沿いは、軽石で覆い尽くされていた。歩くとザックザック音が鳴る。
橋の上からの様子は、衝撃的だった。巨大な塊が海のど真ん中に何本も横たわっており、見ているうちに恐怖さえも感じた。
古宇利島にあるハートロックの軽石
古宇利島の観光名所であるハートロックの周りも、軽石で覆われていた。
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2021.11.15
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