Apple Watch Series 7、製造に遅れが発生 発売に影響か
iPhone 13と同時に予約開始・発売とはならない恐れも
2021年の新型Apple Watch(Apple Watch Series 7)は、製造に遅れが発生している。Nikkei Asiaによると、「Apple Watch Series 7」の製造を小ロットで開始した際に、品質に影響する致命的な問題に直面したという。
新しいフラットなデザインがトラブルを招いていると指摘されており、電子モジュール、コンポーネント、ディスプレイを組み合わせる際に問題が発生しているそうだ。
血圧計測機能が搭載?Bloombergの名物記者は「絶対ない」と否定
「Apple Watch Series 7」は9月半ばまでに量産を開始する計画だったが、現在は問題が解決するまで製造を一時停止。Appleは一部サプライヤーに対し、組み立て担当企業への出荷を停止するよう命じたとされている。遅れを最小限に留めるべく、Appleのエンジニアは解決を急いでいる。
関係者によると、「Apple Watch Series 7」は血圧計測機能が搭載されるという。新デザインに加えて新しいセンサーの搭載を防水仕様の筐体で実現することが、製造の難易度を上げているそうだ。一方でBloombergの名物記者Mark Gurman氏は報道を受け「絶対にない」と否定。健康関連機能の追加は来年以降になると指摘している。
no chance
— Mark Gurman (@markgurman) 2021年8月31日
「Apple Watch Series 7」は、2021年の新型iPhone(iPhone 13)と同時に発表されると噂されている。発表日は現地時間9月14日が濃厚で、17日に予約を受付開始、24日に発売すると見られている。Apple Watchの予約および発売は、新型iPhoneと同じ日程が通例だ。
しかし製造トラブルの影響により、Appleは計画の変更を余儀なくされる恐れがある。「Apple Watch Series 7」は発表から発売まで期間が空くことも考えられる。