「Apple Watch SEより大幅に安いモデル」が9月8日のイベントで発表か
若い世代を意識した戦略の一環として低価格帯に設定し、子どもにApple Watchを持たせる親世代にアピールする狙い
Appleは、日本時間9月8日(木)午前2時より開催するスペシャルイベント「Far out.」で、「Apple Watch SEより大幅に安いモデル」を発表する可能性がある。The New York Timesによると、若い世代を意識した戦略の一環として低価格帯に設定し、子どもにApple Watchをもたせている世代にアピールする狙いがあるという。
スマートウォッチは子どもに持たせる通信デバイスとして親に人気
昨今は子どもにセルラー対応のスマートウォッチを渡す家庭が増えている。セルラー通信による子どもの位置情報の把握や連絡手段として使える一方で、極小のディスプレイによってネット依存を防げるからだ。
Appleは2020年9月、Apple Watch Series 4以降のセルラーモデルで利用できるwatchOS 7の新機能 「ファミリー共有設定」を発表。親のiPhoneで2台目のApple Watchを設定できるため、子どもに与えやすくなった。
現行のSEは併売されず。最新モデルが安く登場する可能性が高い
Appleは新型Apple Watchの発売と同時に、Apple Watch Series 3を販売終了する見通し。米ストアでは199ドルで販売されているモデルの代わりとなるモデルが期待される。
BloombergのMark Gurman氏は、現行のSEとSE(第2世代)は共通している部分が多く、併売される可能性は低いと指摘。現行のApple Watch SEは279ドルから購入できるが、ファミリー共有設定を利用するには329ドルから購入できるセルラーモデルが必要だ。
Apple Watch SE(第2世代)が199ドルを下回る可能性は低いが、「Apple Watch SEより大幅に安いモデル」なのであれば、200ドル前半を期待したい。国内では、Apple Watch SEは40,800円から購入できる。
Another possibility is Apple keeps the SE price for the SE 2 and then retains the original Watch SE at a lower price. But given the similarities that seems unlikely. It would also be odd if Apple doesn’t discontinue the regular iPhone 13 given the similarities to the regular 14.
— Mark Gurman (@markgurman) 2022年9月6日
(Source: The New York Times via 9to5Mac)