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プラスチック製Apple Watch SEの計画が頓挫か。デザインとコスト問題で「危機的状況」に

子供向け市場を狙った低価格戦略に暗雲、Bloombergが報告

Apple Watch SE

Bloombergの人気ジャーナリストMark Gurman氏によると、プラスチック筐体を採用したApple Watch SEの今年の発売が危ぶまれている。

最新のPower Onニュースレターで、Gurman氏はプラスチック製Apple Watch SEが「危機的状況」にある理由として、デザインとコストの問題を挙げている。「デザインチームはその外観を気に入っておらず、製造部門は現行のアルミニウム筐体よりも大幅にコストを下げることが難しいと判断している」と述べている。

Gurman氏はプラスチック製Apple Watch SEの可能性について昨年初めて言及していた。カラフルなプラスチックデザインを採用したより手頃な価格のApple Watch SEは、子供向けにApple Watchを購入しようとする親にとって魅力的な選択肢になり得たはずだ。

現行のApple Watch SEは2022年に発売され、価格は34,800円から(米国では249ドルから)となっている。

親向け市場を狙った戦略に暗雲

プラスチック筐体モデルは、より低価格帯での提供を可能にし、特に子供向けのウェアラブルデバイス市場でAppleのシェア拡大を狙った戦略だったと考えられる。しかし、デザイン面での懸念とコスト削減効果の限界により、計画の見直しを迫られている状況だ。

Apple Watchシリーズは、エントリーモデルのSEから最上位のUltraまで幅広いラインナップを展開しているが、さらに低価格帯への拡大は難しい判断を迫られているようだ。

今後の展開

Apple Watch SEの次期モデルがどのような形で登場するのか、あるいは現行モデルがさらに長く販売されるのかは不明だ。Appleは通常、秋に新しいApple Watchモデルを発表している。

プラスチック筐体の採用が見送られた場合、Apple Watch SEの次期モデルは現行と同様のアルミニウム筐体を維持するか、あるいは別の方法でコスト削減を図る可能性がある。

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更新日2025年03月24日
執筆者g.O.R.i
コメント(4件)

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  1. 通りすがりの読者(コメントID:705538)

    機能はSEモデルで十分なんだよなぁ
    バッテリー持ちが改善されたら完璧

  2. 通りすがりの読者(コメントID:705536)
    コメント先:通りすがりの読者(コメントID:705533)
    iPhone 5cの二の舞になりかねんからな。

    5cが売れなかったのは、材質ではなくスペックの問題だったと思う。

  3. かいちょ(コメントID:705534)

    M4のMacStudioとDELL U3223QE4Kディスプレイの組み合わせでM1MacStudioでは選択できていた解像度3360*1890が選択できない!USB-C接続は可能であり、サブ機のM2 MacBookProでは外部ディスプレイとして同解像度は選択可能。

    ケーブルの交換や4Kへの対応は確認済で問題なし。MacOSは15.3.2 にて作動。

    他に4Kディスプレイはないので確認できず。

    DELLからディスプレイドライバーを当てて見るも変化無し。

  4. 通りすがりの読者(コメントID:705533)

    iPhone 5cの二の舞になりかねんからな。

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