Instagram、広告を増やす方針。発見タブやプロフィールに表示へ
ユーザー軽視、利益重視、ユーザビリティ無視に拍車がかかっている
Instagramが、今まで以上にアプリ内で表示される広告数を増やす方針だ。多くのユーザーから反発を呼ぶだろう。
TechCrunchによると、追加する場所は2箇所。1つ目は、発見(Explore)タブ。現在は表示される投稿の中に広告が紛れ込む仕様となっているが、今後はタップ直後より広告が表示される仕様になる。すでに実装されており、順次反映される。
2つ目は、プロフィールフィード。現在のプロフィールページは広告が表示されないが、実施中の「グローバルテスト」では投稿写真数枚ごとに広告が表示されるという。
Instagramの「終わりの始まり」か
Instagramは「クリエイターはプロフィールページ上に表示されている広告から収益を得られる」と説明。広告追加の正当性を主張しているが、現時点で収益を得られるのは米国のクリエイターのみ。Instagramのプロフィールはクリエイターにとってポートフォリオのような存在であり、世界中から批判が殺到することは容易に想像できる。
昨今のInstagramは、ユーザー軽視が加速している。フォローしているユーザーの最新投稿を見づらくするアルゴリズム重視のニュースフィード、「写真SNS」としての原点を無視し必要以上にリールを重視した”TikTok化”は、批判を浴びながらも軌道修正していない。
それどころかMetaのマーク・ザッカーバーグCEOは、年内までにリコメンドによる投稿の割合は現状の2倍、約30%以上が赤の他人の投稿になると明言している。
Instagramの終わりが近づいているかもしれない。写真好きの中では、Instagramに続くSNSとして「VERO」が注目されている。僕も始めてみたので、フォローしてもらいたい。
(Source: TechCrunch via 9to5Mac)
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