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Googleの検索アルゴリズムに関する内部文書が流出。SEO界隈を賑わせている理由

Googleからの公式発表は今のところない

自分の公開したコンテンツがGoogle検索された際に上位表示されるための対策を「SEO対策」と呼ばれていることを知っている人は多いだろう。Googleは検索順位を決めるアルゴリズムは公開していない。そのためGoogleの意図や傾向を分析して対策を練る専門企業が存在するほどだ。

しかし本日、Googleの検索アルゴリズムに関する内部文書「Google API Content Warehouse」がGitHubを経由して流出。流出した内容の概要はKenn Ejima氏がまとめた下記ツイートを参考にしてもらいたい。

門外不出だったはずのGoogleアルゴリズムが流出してしまったことさえも大問題だが、同時にこれまでGoogleの公式見解として「影響しない」と明言していた要素がランキングを左右する要素として明記されており、批判が集まっている。

例えばChromeのデータは検索結果に影響しないと公式に発表していたが、文書にはChromeのデータを使用していることが明記されている。持っていないと明言していたドメイン権威も「siteAuthority」という形で存在しており、クリック情報はランキングへの影響があることも判明した。

この話題、簡単にまとめると「今までブラックボックス化されていた検索のアルゴリズムが明らかになった」ということ、「公式見解として発表していた内容と異なる内容が書かれている」という2つの要素で話題になっている。いずれもウェブコンテンツ運営者としてはインパクトの大きい情報だ。

Googleはその後、資料が本物であると認めた

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コメント(4件)

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  1. 通りすがりの読者(コメントID:704267)

    >同時にこれまでGoogleの公式見解として「影響しない」と明言していた要素がランキングを左右する要素として明記されており

    下衆な嘘吐きが運営する検索エンジンが世界で一番使われてるって冷静に考えなくてもやべーわ(今更感あるけど)

  2. 通りすがりの読者(コメントID:704266)

    EUのiOSではSafari初回起動時に他社製ブラウザの選択画面出すなんて事やったらしいけど
    どうせGoogleと繋がってるブラウザばっかりなんだから
    Chrome起動時に検索エンジン選択画面出させた方が良いんじゃないいの
    Android版もな

  3. 通りすがりの読者(コメントID:704265)

    Chromeのデータを利用してたってほぼスパイウェアだと思うんだけど
    ターゲット広告や個人の追跡には利用してないで(法的には)ギリセーフになるんだろか

  4. 通りすがりの読者(コメントID:704260)

    最近のGoogleには利益至上以外の文字が全く見えない
    所詮は自社ハード以外に影響力を行使できないAppleなんかより
    社会的影響力による害悪も大きいはずなのに

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